大人ニキビと膿

ニキビが悪化して膿が出ると、目立って気になりますよね。
触ると痛いですし、メイクやスキンケアもどう対処すれば良いのか悩む方も多いでしょう。

よくニキビは潰さないほうが良いと聞きますが、本当なのでしょうか?
そこで今回は、ニキビ跡にならないために、膿が溜まった大人ニキビの正しい対処法をご紹介しましょう。

大人ニキビの膿はなぜ出来る?

大人ニキビには段階があり、硬くなった角質が皮脂が毛穴に詰まった状態の白ニキビから始まります。
その白いニキビにアクネ菌が異常繁殖すると、炎症して痛みを感じる膿が発生するのです。

なぜ大人ニキビに膿が出来るのかと言うと、アクネ菌と戦うために白血球が働いて毛穴の中に膿が溜まるから。
そしてこの白い膿は、ニキビの元となる細菌と戦った白血球の残骸になります。

膿が肌に残っていると良くないので、なるべく早く取ったほうが良いのです。
しかし、膿を無理に爪で絞り出して血が混じるような場合は、かなりの高確率でニキビ跡として残ります。

そうならないためにも、正しいやり方で膿を出す事が重要です。
ニキビの膿を上手に取り出せば治りも早くなり、跡が残る事なくきれいな元の肌になるでしょう。

大人ニキビの膿はつぶしても大丈夫?

昔から、ニキビは潰すと跡になるからダメだと良く聞きます。
しかし、実は正しい膿の出し方ならば、潰しても大丈夫なのです。

肌に膿を残すよりもむしろ潰した方が良いと言えます。
膿をもったニキビとは、赤ニキビが悪化してしまった状態です。

赤ニキビに住み着いているアクネ菌と戦うために、白血球の残骸が膿になります。
膿がある時は、炎症自体はすでに治まっている事も多いのです。

そのような時は、潰して膿を出してしまう方が治るのも早くなります。
ただし、膿をもった黄ニキビをきちんと見極めなければなりません。

膿を出すべきではないニキビを潰してしまうと、ニキビが悪化して跡に跡に残りやすいので気をつけましょう。

大人ニキビの膿の対処法

大人ニキビの膿の対処法

では、膿ができた黄ニキビの適切な対処法をご紹介しましょう。
前準備として、ホットタオルを5分程度顔に乗せて、皮膚を柔らかくしておきます。

お風呂に入って皮膚が温まっている時に行っても良いでしょう。
そして、縫いもの用の最も細い針を用意してください。

化粧用のコットンに消毒液をつけて、針とニキビがある部分を消毒します。
その針で、膿んだニキビに刺していくのです。

この時、皮膚の奥まで刺さないよう注意しましょう。
膿が出てきたら、ほんの少しだけ指の腹で押します。

最後にコットンに消毒液をつけ、ニキビを消毒してください。
このとき大事な事は、針奥まで刺しすぎない事です。

力強くすべての膿を出し切ってしまうと、跡となってしまう可能性があります。
膿が残ってしまっても自然に分解されるので、大丈夫です。

大人ニキビの膿を出した後の対処法

膿を出した後は、消毒して絆創膏で保護するアフターケアが大事です。
雑菌の繁殖を避けるため、消毒した後は絆創膏で保護をしましょう。

絆創膏は、「医療機器」に分類されるものがオススメです。
「医薬品」・「医薬部外品」という種類の絆創膏は、中央の不織布に薬剤が配合されています。

膿を潰したニキビを保護する目的の場合は、薬剤が含まれていない医療機器の絆創膏がオススメです。
ニキビの悪化を防ぐため、化膿させずに跡を治したい場合は、肌の再生とターンオーバーが大切になります。

膿があるニキビの治りが悪い場合は、ターンオーバーの周期が遅くなっているのかもしれません。
そこでオススメなのは、バリア機能を高めるスキンケアをする事です。

バリア機能が整っていないと、肌が外的な因子に弱くなり、保水力も弱まります。

大人ニキビの膿は抗生物質で治す

抗生物質は、赤ニキビの原因のアクネ菌をやっつけるために使う医薬品です。
飲み薬の内服薬と塗り薬の外用薬に分かれています。

赤ニキビは、アクネ菌が増殖して、炎症を起こしている状態です。
抗生物質は、アクネ菌を抑える作用があるので、赤ニキビに非常に効果があります。

抗生物質の治療により、ニキビ跡ができてしまうのも抑えられるのです。
ただし、白ニキビは毛穴に皮脂が溜まっていますが、アクネ菌は増殖していないため抗生物質を使用しても改善しません。

また、凸凹のニキビ跡はできてしまうと生涯残ってしまいますので、正しい対処法が体制です。
膿が出来たニキビ肌を改善するには、お肌のバリア機能を回復して皮脂を抑える事が最も大切。

長期的に抗生物質に頼ると耐性菌ができてしまい、効き目がなくなります。
最低限の抗生物質の使用でニキビがよくなるように、皮膚科の医師と相談しながら治療をしていきましょう。

大人ニキビの膿は皮膚科で対処するのが安全

膿をもった黄色いニキビを早く適切に治すためには、皮膚科で処置をするというのも一つの手です。
ニキビの膿出しは一般の皮膚科で行っているところもあります。

ただし、一般の皮膚科で処置しても跡になって残ってしまったというケースもあるそうです。
一般の皮膚科でなく美容皮膚科では、LED、イオン導入を組み合わせる治療を行います。

ニキビ跡を最小限に抑えて処置してもらえるので、オススメです。
ただし、美容皮膚科は保険適用外のところがほとんどなので料金は高めになります。

通常の皮膚科では行っていない美肌の治療を行っているので人気です。
ほとんどの美容皮膚科では、事前に綿密なカウンセリングをしています。

膿がたまるニキビがなかなか治らない場合は、美容皮膚科で処置してもらうのも視野に入れると良いでしょう。
治療費の面も踏まえて、しっかりとカウンセリングをした上で治療を受ける事をオススメします。

大人ニキビに膿があるときのスキンケア方法

膿があるニキビの対策として一番良いのは、化膿した状態になる前にニキビを予防する事です。
化膿した状態になってしまうと、いくら正しい膿の出し方を守ったところでニキビは目立ってしまいます。

また、毛穴の奥の袋が何らかの拍子に破れてしまう事もあるのです。
そうなると炎症が広がって、何度も繰り返す化膿ニキビに悩まされる事になりかねません。

肌サイクルのバランスが崩れて、新たなニキビが発生する原因にもなるでしょう。
化膿ニキビができてしまった場合は仕方がないですが、肌質を改善出来るように正しいスキンケアをしていく必要があります。

大人ニキビには、良い皮脂を守るために洗顔はし過ぎず、保湿力があるスキンケア商品を選びましょう。
ティーン用のニキビケア商品は大人ニキビの対策と全く違うので、避けたほうが良いものです。

スキンケアで肌質が改善すれば、化膿ニキビまで発展する前にニキビを早く治す事が出来ます。
そして、大人ニキビができにくい肌質になるでしょう。

大人ニキビと膿のまとめ

大人ニキビと膿のまとめ

膿を持った黄ニキビは、アクネ菌と戦った白血球の死骸の事だとわかりました。
膿をそのまま放っておくと、他の毛穴と結合して炎症が広がってしまう可能性があります。

よくニキビは潰してはいけないと聞きますが、化膿したニキビに限っては、むしろ潰してしまった方が良いのです。
実は、膿はなるべく早めに出してしまった方が良いと分かりました。

その際は、正しい出し方で膿を出す事がとても重要になります。
きちんと消毒した状態で膿の出口をつくり、表面の膿だけを取り除きましょう。

そうすれば、ニキビ跡にならずに自然治癒力で治す事が出来ます。
そしてこれからは、膿を持つ黄ニキビまで悪化しないように、肌質を改善していきましょう。