虫歯予防にオススメの歯磨き粉ランキング8選

虫歯予防にオススメの歯磨き粉

放置すると痛みを発症し、日常生活に支障をきたす事もある虫歯。
虫歯は悪化すると、歯が無くなると言う最悪なケースになる事もあります。

そんな虫歯にならないためには、毎日の歯磨きでしっかりと予防を行う事が大切です。
しかし、虫歯予防に効果的な歯磨き粉は、様々なメーカーからとても多くの種類が販売されています。

このため、薬局やネット通販などで購入をする時、どれを選べば良いのか迷ってしまう事が多いものです。
そこで、今回は虫歯予防にオススメの歯磨き粉をランキングで8つご紹介します。

虫歯予防に良い歯磨き粉の選び方や、歯磨き方法なども合わせて解説をするので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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虫歯予防に良い歯磨き粉の効果とは?

「歯磨き粉は、なんで歯に良いの?」と聞かれても、答えられる人は少ない事でしょう。
毎日当たり前に使っている歯磨き粉ですが、具体的にどのような効果があるかを知らない方はとても多いものです。

虫歯予防に良い歯磨き粉のランキングを見る前に、まずは歯磨き粉の効果について知識を深めてみましょう。
歯磨き粉の知識が深まれば、自分には「何が必要で何が要らないのか」が分かります。

このため、自分に合った歯磨き粉を選択できる様になるのです。
虫歯予防をしっかりと行うためにも、まずは歯磨き粉の効果を一緒に見てみましょう。

フッ素で虫歯を予防する

フッ素は、歯磨き粉のCMでもよく使われている成分なので、耳にした事がある方も多いと思います。
人の歯は、食事の度に「脱灰(だっかい)」と「再石灰化(さいせっかいか)」と言う自然現象が発生しています。

脱灰とは、カルシウムやリンなどの成分がエナメル質から溶け出す現象のこと。
そして、再石灰化は、溶け出した成分を唾液によって、再びエナメル質に戻すという現象の事です。

これにより、歯のエナメル質は常に一定に保たれ、虫歯になりにくくなっています。
しかし、何らかの原因で再石灰化が上手く行われないと、歯の表面は無防備な状態になってしまいます。

そこに虫歯菌が繁殖して酸を放出する事で歯が溶け、黒い穴の空いた虫歯になるのです。
歯磨き粉に含まれるフッ素は、歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化する事で虫歯を予防します。

さらに、脱灰や細菌の繁殖を抑える作用もあるので、虫歯予防にとても効果があるのです。

研磨剤で歯を白くする

コーヒーやカレーなどの着色しやすい食事、タバコによる歯の黄ばみなどは、歯ブラシだけで落としきる事が難しいものです。
この着色汚れしっかりとを落とすため、多くの歯磨き粉には研磨剤が配合されています。

粒子で歯の表面を研磨する事で、着色した歯の汚れを落とすのです。
これにより、舌触りの良いツルツルとした歯を手に入れる事が出来ます。

しかし、研磨剤は歯のエナメル質までも削ってしまうというデメリットもあります。
詳しくは後述しますが、研磨剤配合の歯磨き粉を使い続けると、虫歯や歯の黄ばみが悪化する事があるのです。

また、エナメル質が薄くなる事で知覚過敏になる事もあるため、近年では研磨剤不使用の歯磨き粉も多く販売されています。

薬用成分で歯周病を予防する

歯周病は、歯と歯茎の隙間に細菌が入り込み、炎症を起こすために発生します。
主に、歯磨きを行った際の歯垢の磨き残しが歯周病の原因と言われています。

歯周病は悪化すると、歯を支えている骨までも溶かすため、最終的には歯を失う原因にもなる怖い病気です。
このため、虫歯と同じくらいに注意しなければいけない病気の1つと言えます。

歯磨き粉には、高い殺菌力や抗炎症作用を配合した商品もあるため、歯周病の改善・予防に効果があります。
薬用成分が歯と歯茎の隙間に潜む菌を死滅させる事で、歯茎の炎症を鎮めます。

ただし、歯周病の改善・予防には薬用成分が配合されていないと、思った様な効果を得る事が出来ません。

知覚過敏の改善効果がある

知覚過敏とは、熱い物や冷たい飲食物を口に入れた時、歯が沁みる症状の事です。
これは、歯の表面を覆うエナメル質が何らかの原因で減少し、歯の内側にある象牙質(ぞうげしつ)がむき出しになる事で発生します。

その象牙質に冷たい飲食物が当たる事により、キンキンとした痛みが生じるのです。
虫歯予防が出来る歯磨き粉の多くは、知覚過敏も改善・予防が出来る商品が多くあります。

知覚過敏予防には、高濃度のフッ素を配合した歯磨き粉がオススメです。
フッ素が唾液と結びついて再石灰化が促進され、歯のエナメル質を強化する事が出来ます。

また、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムも、一時的に歯をイオンバリアでコーティング役割があります。
エナメル質の上にバリアの膜を張る事で、知覚過敏の緩和をする事が出来るのです。

口臭の改善効果がある

歯磨き粉には、虫歯予防だけではなく、口臭を改善・予防をする効果もあります。
口臭の原因には、「口腔内環境の悪化」と「内臓機能の悪化」の2つ種類に分ける事が出来ます。

口腔内環境の悪化による口臭の主な原因は、虫歯や歯周病、歯肉炎などが挙げられます。
これらが原因の口臭であれば、歯磨き粉を使う事で改善・予防が出来るのです。

ただし、この場合には口臭に特化した歯磨き粉を使う必要があります。
ホワイトニングに特化した歯磨き粉を使用しても、思った様な効果が得られないのです。

口臭を改善するには、後述する虫歯や歯周病、歯肉炎に有効な成分を配合した歯磨き粉を選びましょう。

歯磨き粉には様々なタイプがある

歯磨き粉には様々なタイプがある

一般的な歯磨き粉と言えば、チューブに入った物を想像する方が多いと思います。
実は、歯磨き粉には様々な形状があり、それぞれに違った良さがあります。

下記では、歯磨き粉のタイプと特徴を4つご紹介します。
有効成分や香味、価格以外に選ぶ選択肢の1つとして、覚えておくと良いでしょう。

ペーストタイプ

ペーストタイプは、最もスタンダードな歯磨き粉です。
自宅にある歯磨き粉がペーストタイプだと言う方はとても多いと思います。

そんなペーストタイプの歯磨き粉は、泡立ちが良いと言うのが特徴の1つです。
また、低価格の商品が多く、香味も多くの種類から選ぶ事が出来ます。

香味を楽しみながら虫歯予防が出来ると言う事が、ペーストタイプの最大の魅力と言えるでしょう。
後述するタイプの歯磨き粉の中でも泡が立ちやすく、口腔内の隅々まで有効成分が行き渡ります。

ただし、ペーストタイプの歯磨き粉の多くは研磨剤が入っているため、注意が必要と言えます。
歯を研磨する事で歯垢や着色汚れは落ちますが、歯茎やエナメル質を傷めてしまう可能性があるのです。

強く磨く、歯磨き粉をたっぷりと使用するなどの誤った磨き方をしない様に気を付けましょう。

ジェルタイプ

ジェルタイプの歯磨き粉は、ペーストタイプと違い、ほとんどの商品が研磨剤を使用していません。
必要以上にエナメル質や歯茎を傷つけないため、歯と歯茎に優しい歯磨き粉なのです。

ジェルタイプの歯磨き粉は泡立ちが少ないため、歯磨き中に泡が口から垂れる心配がありません。
さらに、香味や刺激がほぼ無いので、歯茎が弱っている方にオススメの歯磨き粉なのです。

虫歯予防に効果のあるフッ素を高濃度で配合している事がジェルタイプの特徴と言えます。
しかし、歯の黄ばみを落とす事には不向きの歯磨き粉のため、物足りなさを感じる方は多いでしょう。

着色汚れをしっかり落としたいと言う方は、ペーストタイプの歯磨きなどと併用する事をオススメします。

フォームタイプ

フォームタイプの歯磨き粉は、最初から泡状で出てくる歯磨き粉です。
ジェルタイプの歯磨き粉と同様、殆どの商品が研磨剤不使用という特徴があります。

泡状の歯磨き粉が口腔内の隅々まで広がり、虫歯の原因となる歯垢の除去をサポートします。
歯磨き粉独特の後味や粉っぽさが無いので、お子様やお年寄りの方にオススメな歯磨き粉です。

フォームタイプの歯磨き粉は、歯ブラシに1プッシュするだけで適量が出てきます。
このため、必要以上の歯磨き粉を使う心配がありません。

また、歯を磨いて泡立てる必要がないため、どなたでも楽に歯磨きが出来ます。
1本で約300回分の歯磨きを出来る商品が多いため、コストパフォーマンスが良いと言う事も魅力の1つでしょう。

液体タイプ

液体タイプの歯磨き粉は、歯磨き前に口に含み、クチュクチュと口をゆすいだ後に歯磨きを行うものです。
口腔内全体に液体歯磨き粉が広がるため、ムラなく有効成分が行き渡ります。

口から吐き出した後に歯磨きを行うので、歯磨き粉が口から漏れる心配がありません。
大きく口を開けながら歯を磨く事が出来るので、歯垢の磨き残しがとても少なくなると言う事が最大の魅力です。

液体タイプの歯磨き粉も研磨剤不使用の商品が多く、近年では歯科医師が推奨する歯磨き粉として注目を集めています。
徹底的に虫歯予防や改善をしたいと言う方は、フッ素を多く配合したジェルタイプの歯磨き粉と併用すると良いでしょう。

ただし、洗口液(マウスウォッシュ)と容器が似ているため、購入時には「液体歯磨き」と記載されているかの確認が必要です。

虫歯予防にオススメの歯磨き粉の選び方

虫歯予防にオススメの歯磨き粉の選び方

虫歯予防のための歯磨き粉には、フッ素の他にも「選びたい成分」や「避けたい成分」があります。
ここからは、虫歯予防にオススメの歯磨き粉の選び方をご紹介していきます。

自分に必要だと思う成分を配合した歯磨き粉を選び、しっかりとオーラルケアを行いきましょう。

フッ素濃度が高い歯磨き粉を選ぶ

歯磨き粉のCMでよく聞く「フッ素」は、虫歯予防に有効な成分の1つです。
WHO(世界保健機構)では、1000ppm以上の歯磨き粉において、500ppm濃度が高くなる毎に6%虫歯予防効果が高くなると言われています。

再石灰化でエナメル質を強化する事で、虫歯予防はもちろん、知覚過敏の改善・予防にも効果があります。
虫歯や知覚過敏になりやすいと言う方は、フッ素濃度が1000ppm以上の歯磨き粉を選んでみましょう。

歯の再石灰化を強く促進する事で、より虫歯の発生や進行を防ぐ事が出来ます。
ただし、6歳未満のお子様にはフッ素濃度1000ppm以上の歯磨き粉を使用させてはいけません。

誤飲する事でフッ素症になり、歯が褐色に変わってしまう可能性があるのです。
フッ素を1000ppm以上配合している歯磨き粉は、必ず濃度を表記する様に定められています。
歯磨き粉の購入時は、フッ素が表記されているかをチェックしてみましょう。

キシリトール配合の歯磨き粉を選ぶ

キシリトールには、虫歯菌の繁殖抑制や、食事で酸性に傾いた口腔内を中性に戻すと言う効果があります。
「1日に5gのキシリトールを摂取すると虫歯菌が減った」というデータがあるほど、虫歯予防に良い成分なのです。

そんなキシリトールは、フッ素と同様に再石灰化を促し、歯のエナメル質を強化する役割があります。
また、虫歯菌が分泌した酸の中和や唾液分泌の増加など、虫歯予防に良い効果が沢山あるのです。

このため、キシリトールとフッ素が配合された歯磨き粉を選べば、歯をさらに丈夫にする事が出来ると言えるでしょう。
近年ではキシリトールを豊富に含んだガムなども販売されているので、これらを活用して虫歯を予防する事も出来ます。

歯肉炎や歯槽膿漏に効く成分を選ぶ

虫歯の他に歯肉炎や歯槽膿漏が気になる方は、殺菌・抗炎症効果のある成分を配合した歯磨き粉を選んでみましょう。
口腔内の雑菌が減少すれば、これらの症状を改善・予防する事が出来ます。

また、虫歯菌や雑菌による口臭の改善・予防も効くので、とても効果的です。

【殺菌・抗炎症作用のある成分】

・グルコン酸クロルヘキシジン
・塩化セチルピリジウム
・塩化ベンゼトニウム
・塩化ナトリウム
・トリクロサン
・トラネキサム酸
・グリチルリチン酸
・酢酸トコフェロール
・酸クロルヘキシジン

この中でも、グルコン酸クロルヘキシジンは、歯磨き粉に含まれる殺菌成分の中でも特に効果の高い成分です。
殺菌効果の持続力・持続時間も長いので、虫歯予防に効果的なフッ素と一緒に選ぶと良いでしょう。

グルコン酸クロルヘキシジンは、「薬用」と表記されている歯磨き粉によく配合されています。

研磨剤・発泡剤を極力避ける

一般的な歯磨き粉には、研磨剤や発泡剤が多く配合されています。
歯を研磨したり泡立ちを良くする事で歯磨きの効果を高めるのですが、極力避けたい成分でもあります。

というのも、研磨剤は歯の表面を研磨するため、エナメル質まで余計に傷を付けてしまいます。
すると、エナメル質が薄くなる事で知覚過敏になったり、歯の黄ばみの原因になるのです。

また、研磨剤によって傷ついた歯の溝に虫歯菌が繁殖する事で、新たな虫歯発生の原因にも繋がります。
発泡剤は泡立ちの良さから、短時間でも「しっかり歯磨きを行った」と錯覚させてしまいます。

しかし、実際には歯の隙間に歯垢が残っている事が多いため、虫歯や口臭の原因に繋がってしまうのです。
これらの成分が必ずしも悪い訳ではありませんが、極力避けた方が良い成分と言えるでしょう。

虫歯予防には添加物が極力少ない歯磨き粉を選ぶ

歯磨き粉の成分を長期間安定させたり、味わいを良くするために配合される添加物。
いくらフッ素やキシリトール、薬用成分が配合されていても、添加物が多く配合されていては良い歯磨き粉だとは言えません。

歯と歯茎への負担を少なくするためには、極力避けた方が良い成分なのです。
以下の成分は口腔内に残る事で有害となる恐れがあるので、極力避けてみましょう。

【極力避けたい成分】

  • 着色料
  • 防腐剤
  • 合成香料
  • 合成界面活性剤

しかし、上記の成分を配合していない歯磨き粉を探し出す事は、とても大変な事です。
必ずしもダメという訳ではない成分なので、虫歯予防には極力配合量が少ない物を選ぶようにしましょう。

歯磨き粉の味で選ぶ

虫歯や歯周病予防に効果的な成分を選ぶ事も重要ですが、歯磨き粉の味を選ぶ事も大切です。
歯磨きは1日に何度も行う事なので、どれだけ成分が良くとも味が苦手では続ける事が出来ません。

虫歯予防に特化した歯磨き粉の多くは、キシリトールを配合しています。
このため、爽快感の強いミントフレーバーを採用したの商品が多いのです。

また、歯周病予防に特化した歯磨き粉は生薬を配合の商品が多く、塩味や薬の味を感じる事があります。
ですが、中には「シトラスオレンジ」や「優しいミントフレーバー」を採用した歯磨き粉も販売されています。

快適に虫歯や歯周病を予防するためにも、自分に合った歯磨き粉の味を選ぶようにしましょう。

虫歯予防にオススメの歯磨き粉ランキング8選

虫歯予防にオススメの歯磨き粉ランキング8選

最初に述べた様に、虫歯予防が出来る歯磨き粉は、沢山のメーカーから非常に多くの種類が販売されています。
このため、購入時にはどれを選べば良いのか迷ってしまうものです。

なので、ここからは「虫歯予防にオススメの歯磨き粉」をランキングで8つご紹介します。
成分以外にも香味や続けやすい費用かなども考慮しながら、自分に合った歯磨き粉を見つけましょう。

1位:ブリアン

大人用 ブリアン

ブリアン(ぺリオン)は、乳酸菌を使用した「ゆすぎが要らない」粉状の歯磨き粉です。
ニュージーランドのブリステクノロジー社でのみ栽培可能な口内乳酸菌、「ブリス菌」を配合しています。

このブリス菌は、3kgで軽自動車1台が購入できるほど希少価値が高い成分。
そんなブリス菌を、1日分で40mgも摂取できるのです。

  • 歯垢をスッキリと除去し虫歯を予防する「BLIS M18」
  • 雑菌の繁殖を抑制して、口臭を予防する「BLIS K12」

この2つが合わさる事で、虫歯になりやすい大人の口腔内環境を整えるのです。
また、毎日使う物だからこそ、殺菌剤や発泡剤、研磨剤などの化学合成物質を使用していません。

歯磨き粉にしてはかなり高額ですが、虫歯予防にとても良い効果があるでしょう。

大人用ブリアン(ぺリオン)

内容量 0.5g×60包
通常価格 10,119円(税込・送料600円別途)
初回価格 3,980円(税込・送料600円別途)

2位:薬用シュミテクト PROエナメル マルチケアEX

薬用シュミテクト PROエナメル マルチケアEX

薬用シュミテクトPROエナメルマルチケアEXは、知覚過敏と虫歯予防が1本で出来るペーストタイプの歯磨き粉です。
歯の表面を覆うエナメル質が摩耗する「酸蝕歯(さんしょくし)」に着目し、開発されました。

配合された硝酸カリウムが歯にイオンの膜を張る事で、冷たい物を食べた時に感じる痛みを和らげます。
また、1000ppmに近い濃度のフッ素で歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生や進行を防ぐのです。

また、シュミテクト独自の「ブライトパール処方」が、歯の着色汚れを除去します。
薬用シュミテクトPROエナメルマルチケアEXで歯を磨き続ける事で、本来の歯の色に戻っていくでしょう。

「虫歯や知覚過敏で歯が沁みる!」と言う方に、特にオススメの歯磨き粉なのです。

薬用シュミテクト PROエナメル マルチケアEX

内容量 90g
価格 617円(Amazon価格※)

※送料等は店舗によって異なります。

>>薬用シュミテクト PROエナメル マルチケアEXを見てみる。

3位:コンクール ジェルコートF

コンクール ジェルコートF

コンクールジェルコートFは、研磨剤や発泡剤を使用しないジェルタイプの歯磨き粉です。
歯医者さんでよく販売されている歯磨き粉なので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

虫歯予防に効果のあるフッ素を950ppm配合する他、歯周病に効く塩酸クロルヘキシジンやβ-グリチルリチン酸を配合。
虫歯菌はもちろん、歯肉炎や歯槽膿漏の原因となる細菌の増殖を抑える事が出来ます。

また、研磨剤や発泡剤を配合しない事で、虫歯や歯周病を予防する正しい歯磨きを行う事が出来るのです。
フッ素や殺菌剤が歯をコーティングするため、歯磨き後はツルツルとした歯になったと実感できるでしょう。

爽やかなミントの香味で、歯磨き後のスッキリ感が長く続きます。

コンクール ジェルコートF

内容量 90g
価格 1,080円(税込)

基本的には歯医者さんでの販売のみですが、一部の薬局やネット通販で販売されています。

4位:チェックアップ スタンダード

チェックアップ スタンダード

チェックアップ スタンダードは、高濃度のフッ素を配合したペーストタイプの歯磨き粉です。
配合されているフッ素の濃度は、なんと1450ppm。

高濃度のフッ素でエナメル質を強化し、虫歯に負けない歯を目指します。
チェックアップスタンダードは、歯と歯茎に余計なダメージを与えないように低研磨剤を採用。

また、低発泡性で泡が少ないので、歯磨き後に何度もゆすぐ必要もありません。
すすぎが少なければフッ素も口内に残りやすいので、虫歯予防を効果的に行う事が出来ます。

これらの事から、歯を長時間磨く事に適した歯磨き粉と言えます。
チェックアップスタンダードの香味は、優しいミントフレーバー。

「ミントの爽快感は苦手だけど、フッ素は高い方が良い!」と言う方にオススメの歯磨き粉なのです。

チェックアップ スタンダード

内容量 135g
価格 594円(税込)

>>チェックアップ スタンダードを見てみる

5位:アパガードプレミオ

アパガードプレミオ

アパガードプレミオは、フッ素を配合しないペーストタイプの歯磨き粉です。
フッ素の代わりに「ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイト」を配合する事で、虫歯予防を行います。

ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトも、虫歯予防の効果が十分にある薬用成分の1つ。
フッ素は唾液と結びついて歯の再石灰化を促進しますが、ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは歯に直接働きかけて再石灰化を行います。

エナメル質が直接強化される事で、虫歯の予防が出来るのです。
また、配合されたパール成分がステインを吸着するため、歯を磨くごとに自然な白い歯に近づきます。

アパガードプレミオの香味は、好みに合わせて2種類のミントから選ぶ事が出来ます。
「虫歯予防も黄ばみもなんとかしたい」と言う方にオススメの歯磨き粉でしょう。

APAGARD(アパガード) プレミオ

内容量 100g
価格 1,598円(税込)

>>APAGARD(アパガード) プレミオを見てみる。

6位:クリニカアドバンテージ ハミガキ

クリニカアドバンテージ ハミガキ

クリニカアドバンテージハミガキは、予防歯科の3つのポイントをトータルケアするペーストタイプの歯磨き粉です。
「フッ素を歯に残す」「細菌を増やさない」「歯垢を落とす」この役割を、1本で担います。

虫歯菌に有効なフッ素を1450ppmと高濃度に配合し、エナメル質の修復を促進します。
さらに、フッ素を長く留まらせるクリニカ独自の「高密着フッ素」処方を採用しています。

歯磨き後もフッ素が口内に留まる事で、虫歯の発生と進行を防ぐのです。
また、ラウロイルサルコシンNaやポリリン酸Naを配合する事で、口臭や歯石の沈着を防ぎます。

毎日使い続ける事でしっかりと虫歯予防ができ、健康な口腔内環境に近づくでしょう。
クリニカアドバンテージの香味は、好みに合わせて3種類のミントフレーバーから選ぶ事が出来ます。

クリニカアドバンテージ ハミガキ

内容量 130g
価格 284円(Amazon価格※)

※送料等は店舗によって異なります。

>>クリニカアドバンテージ ハミガキを見てみる。

7位:プロポデンタルEX

プロポデンタルEX

プロポリスEXは、歯科医とメーカーの共同開発で生まれたジェルタイプの歯磨き粉です。
通販限定の歯磨き粉にもかかわらず、750万本も販売した実績があります。

歯周病予防に特化した歯磨き粉ではありますが、虫歯予防にも高い効果を発揮します。
プロポデンタルEXに配合されているのは、ミツバチが作り出す物質「プロポリス」。

プロポリスにはアミノ酸や各種ビタミンが豊富な他、優れた殺菌・抗菌作用があります。
中でも、アフリカ蜂化ミツバチは生命力が強く、高品質のプロポリスを生成します。

そのアフリカ蜂化ミツバチのプロポリスを使用する事で、虫歯や歯周病の改善・予防に高い効果が期待できるのです。
香味は強過ぎないミントフレーバーなので、誰でも気軽に使う事が出来ます。

「年齢を重ねて口腔内環境が悪くなった!」と言う方にオススメの歯磨き粉でしょう。

プロポデンタルEX

内容量 80g
初回価格 1,620円(税込・送料無料)

>>プロポデンタルEXを見てみる。

8位:松風 メルサージュ ヒスケア

松風 メルサージュ ヒスケア

松風メルサージュヒスケアは、知覚過敏の予防に特化したペーストタイプの歯磨き粉です。
900ppmのフッ素とキシリトールを配合し、虫歯になりやすい歯のエナメル質を強くします。

また、β-グリチルリチン酸を配合しているので、歯肉炎や歯槽膿漏の予防にも効果が期待できます。
さらに、ステインなどの着色汚れを除去するマクロゴール400も配合しています。

強過ぎないミント香味なので、特有の爽快感が苦手な方にオススメです。
ホワイトニング前後のオーラルケアとして使用するのも良いでしょう。

松風メルサージュは、研磨剤不使用のジェルタイプの歯磨き粉も販売しています。
「虫歯予防・ステイン除去」にはペーストタイプ、「虫歯・知覚過敏予防」にはジェルタイプなど、自分に合った商品を選べるのも良いポイントです。

松風 メルサージュ ヒスケア

内容量 80g
価格 1,026円(Amazon価格※)

※送料等は店舗によって異なります。

>>松風 メルサージュ ヒスケアを見てみる。

虫歯予防にオススメの歯磨き粉比較一覧表

虫歯予防にオススメの歯磨き粉比較一覧表

上記では、虫歯予防にオススメの歯磨き粉をランキングでご紹介しました。
フッ素の配合量や研磨剤の有無、価格などをまとめると、以下の様になります。

【虫歯予防にオススメの歯磨き粉比較一覧】

商品名 ブリアン 薬用シュミテクト PROエナメル マルチケアEX コンクール ジェルコートF チェックアップ スタンダード アパガード プレミオ クリニカ アドバンテージ ハミガキ プロポデンタルEX 松風 メルサージュヒスケア
特徴 乳酸菌の力で虫歯を予防する エナメル質を強くして虫歯になりにくい歯に 研磨剤不使用でフッ素で強い歯に 高濃度フッ素で虫歯を予防する 虫歯予防と一緒にホワイトニング 高濃度フッ素で口腔内をトータルケア プロポリスの力で口腔内トラブルを解決 虫歯と知覚過敏の予防に特化した歯磨き粉
内容量 0.5×60包 90g 90g 135g 100g 130g 80g 80g
価格 3,980円(初回) 約617円 1,080円 594円 1,598円 約284円 1,620円(初回) 約756円
フッ素配合量 なし 約1000ppm 950ppm 1450ppm なし 1450ppm なし 900ppm
研磨剤 なし あり なし 多少あり なし 多少あり 多少あり 多少あり
タイプ 粉タイプ ペースト ジェル ソフトペースト ペースト ペースト ジェル ペースト
香料 ソフトミント ミント ミント ソフトミント ミント全2種 ミント全3種 ミント ソフトミント

虫歯予防に良いフッ素を高濃度で配合しているのは、チェックアップスタンダードやクリニカアドバンテージハミガキ。
研磨剤は多少配合されてはいますが、経済的にも続けやすい歯磨き粉と言えます。

添加物が配合していない歯磨き粉であれば、ブリアン(ペリオン)やコンクールジェルコートFがオススメです。
その他、香味やペーストなどの好みを考慮して、歯磨き粉を選んでみましょう。

虫歯予防に効果的な歯ブラシの選び方

虫歯予防に効果的な歯ブラシの選び方

虫歯予防に良い歯磨き粉を選ぶのであれば、歯ブラシにも少しこだわってみましょう。
せっかく歯磨き粉にこだわっても、歯の隅々まで有効成分が行き届かなければ、しっかりとした効果を発揮する事が出来ません。

虫歯予防に効果的な歯ブラシの選び方は、毛先が柔らかく、奥歯の奥まで届くサイズの物が理想的です。
歯と歯の隙間や噛み合わせの細かい溝は、一番虫歯が出来やすいと言われています。

このため、角度を変えて細かい所に毛先が届くような歯ブラシがオススメなのです。
しかし、小さな歯ブラシで歯全体を磨くのはとても手間が掛かるもの。

なので、歯全体を磨ける普通サイズの歯ブラシと、細かい部分を磨く歯ブラシの2つを常備してみましょう。
全体を歯磨きした後、小さい歯ブラシで細かい汚れをしっかりと除去するのです。

週に2~3回の使用で問題ないので、ぜひ試してみて下さい。

虫歯予防に効果的な歯磨き方法

虫歯予防に効果的な歯磨き方法

自分に合った歯磨き粉が見つかったら、効果的に使用して虫歯を予防しましょう。
実は、歯磨きは自己流で行う方が多いため、歯磨き粉の効果が十分に発揮できていない場合があるのです。

なので、ここからは虫歯予防に効果的な歯磨きの方法をご紹介していきます。
毎日効果的な歯磨きを行って、痛い虫歯をしっかりと予防しましょう。

歯磨き後のすすぎは1回で済ませる

虫歯予防に効果的な歯磨き粉にはフッ素が多く含まれるため、すすぎは1回で済ませる様にしましょう。
フッ素は歯の再石灰化を促す成分なので、歯磨き後に少しでも口内に留めておきたい成分です。

しっかりめに口腔内をゆすいでしまうと、口内に残したいフッ素がほとんど流れ落ちてしまいます。
せっかく高濃度フッ素を配合した歯磨き粉を選んでも、これでは十分な効果を発揮できないのです。

「爽快感が残るのが苦手」と言う方は、香味が優しいタイプの歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。
これであれば、歯磨き後の爽快感も少なく、フッ素を口内に長く留める事が出来ます。

目的に合わせて使う歯磨き粉を変える

歯磨き粉は歯を磨く際のサポートを行うものですが、何でも良い訳ではありません。
何を改善・予防するかによって、使用する歯磨き粉を変る事が大切なのです。

例えば、虫歯予防をしたいのにホワイトニングに特化した歯磨き粉を使用してもあまり意味はありません。
上記でもご紹介をしていますが、虫歯予防をしたい方はフッ素やキシリトールが配合された歯磨き粉がオススメなのです。

【目的に合った歯磨き粉の選び方】

虫歯予防 フッ素Na、キシリトールなど
歯周病予防:グルコン酸クロルヘキシジンなど SAMPLE
歯石の除去 デキストラナーゼなど
ホワイトニング ポリリン酸Na、マクロゴール400など

上記以外にも目的に合った有効成分はありますが、まずはこれらを中心に選ぶと良いでしょう。
このように、歯磨き粉は目的に合わせて使う商品を変えた方が良いのです。

歯ブラシと歯磨き粉は同じメーカーを使う

意外と知られていない事ですが、歯磨き粉と歯ブラシには相性があります。
例えば、ホワイトニングには凹凸の少ない歯ブラシ、歯周病予防には毛先が柔らかい歯ブラシなど、用途によって変わります。

歯ブラシは同メーカーの歯磨き粉の効果を最大限に引き出すように作られているため、より効果的に虫歯や歯周病の予防が出来るのです。
もちろん、他のメーカーの歯ブラシでもしっかりブラッシングする事で、虫歯予防を行う事は出来ます。

ですが、せっかく虫歯予防を行うのであれば、歯ブラシと歯磨き粉は同じメーカーで揃えた方が良いのです。

歯磨き粉は1か月で使い切る

虫歯予防や歯肉炎、歯槽膿漏に効く歯磨き粉は、1か月に1本のぺースで使い切る事を目安にしましょう。
基本的には日の当たらない場所で保管されるため、歯磨き粉は傷む事はありません。

ですが、開封後から品質はどんどん劣化しているのです。
特に、防腐剤などの添加物を配合していない歯磨き粉は、一般的な歯磨き粉と比べると劣化が早いと言われています。

つい何か月も使えてしまう歯磨き粉ですが、計画的に使って1か月1本程度のぺースで使い切る様にしましょう。
ただし、研磨剤を多く含む歯磨き粉は過度に使用する事で、知覚過敏や新たな虫歯の原因になる事もあります。

無理に使い切る必要はありませんが、極力新しい物と取り換えるなどの工夫を行いましょう。

歯磨き粉の使用を控えた方がよい人もいる

歯磨き粉の使用を控えた方がよい人もいる

歯磨き粉には虫歯予防や歯肉炎予防などに効く様々な成分が含まれており、その成分によって得られる効果が違います。
得られる効果が大きいものほど、それだけ強い成分が使われているのです。

当た前のように毎日使う歯磨き粉ですが、実は使用を控えた方がよい人がいます。
効果が強過ぎる歯磨き粉を使う事で、思いもしない口腔内トラブルを引き起こす事があるのです。

下記では、歯磨き粉の使用を控えた方が良い人や、注意が必要な人についてご紹介します。
自分が当てはまっていないかをチェックしながら見てみましょう。

アレルギーがある人

歯磨き粉の殺菌成分を持続させるものに、「グルコン酸クロルヘキシジン」と言う成分があります。
グルコン酸クロルヘキシジンは、多くの歯磨き粉に配合されている他、外科などでも消毒剤として用いられています。

とても身近にある物なのですが、実はアレルギーを持つ人も多いと言われている成分の1つです。
アレルギーが出た場合、皮膚炎や口内炎などの疾患が現れると言われています。

また、アトピー性皮膚炎の方がこの成分に触れると、皮膚の回復が遅くなると言う研究データも出ています。
死に至るような危険な成分ではありませんが、虫歯を治すために選んだ成分で他の疾患になっては意味がありません。

「おかしいな?」と思った時は、使用した歯磨き粉を持参して、皮膚科や口腔外科を受診しましょう。

化学物質過敏症が出る人

化学物質過敏症とは、様々な種類の薬物や化学物質に体が反応し、発作を引き起こす環境病の1つです。
その症状も様々ですが、主に粘膜炎や鼻炎、咽頭炎、皮膚炎、中耳炎などが発症すると言われています。

重症になると、仕事や家事に支障が出たり、通常の生活を送る事が困難になる場合もあるのです。
病院に行っても薬で治療を行う事すら出来ないため、安易に考えてはいけません。

化学物質過敏症を引き起こしてしまった方は、歯磨き粉を使わずにブラッシングを行いましょう。
丁寧に時間を掛けて歯を磨けば、虫歯の原因となる歯垢をキレイに落とす事が出来ます。

または、食用の塩を歯磨き粉の代わりに使う事も方法の1つです。

虫歯予防にオススメな歯磨き粉のまとめ

虫歯予防にオススメな歯磨き粉のまとめ

歯磨き粉には、配合されている薬用成分によって得られる効果は様々です。
虫歯予防の歯磨き粉は、それに合った成分を配合した商品を選びましょう。

オススメの成分には、フッ素やキシリトール、グルコン酸クロルヘキシジンなどが挙げられます。
また、歯や歯茎にダメージを負わせる研磨剤や合成化学物質を極力避ける事も大切です。

今回は、虫歯予防に特化した歯磨き粉をランキングでご紹介しました。
中には少し高めのネット通販限定商品もありますが、自分に合った歯磨き粉を見つけてみて下さい。

しかし、自分でオーラルケアを行う事も大切ですが、定期的に歯科検診を受ける事も重要です。
歯医者さんを受診し、自分の歯がどのような状態かを確認して下さい。

定期的な歯科検診と自分に合った歯磨き粉を使用すれば、虫歯の無い口腔内環境に近づく事が出来るでしょう。

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