大人ニキビがなかなか治らずに悩んでいる方も多いでしょう。
何も対策をしないと、大人ニキビは跡になって残ってしまうのです。
大人ニキビは誤って皮脂を取り除くスキンケアをすると、悪化させる原因になります。
大人ニキビのスキンケアは、保湿をする事がとても重要なのです。
乾燥した肌は、なぜ大人ニキビになってしまうのでしょうか。
今回は、大人ニキビを改善・予防するために、保湿するスキンケアの大切さを説明していきます。
そして、正しいスキンケア方法もご紹介するので参考にしてみてください。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
10代の思春期ニキビの原因は、成長ホルモンにより皮脂の分泌が増加する事です。
それにより、皮脂が毛穴が詰まり、ニキビへと繋がります。
一方、大人ニキビの原因は1つではありません。
ストレスや生活習慣、代謝の低下やホルモンバランスの乱れなど、様々な要因が重なって引き起こされます。
これらの原因によって肌が乾燥すると、バリア機能を高めようと皮脂が過剰分泌されるのです。
ですから、大人ニキビにはしっかりと保湿を行う事が重要と言えます。
| 種類 | 出来る場所 |
|---|---|
| 思春期ニキビ | おでこやTゾーン |
| 大人ニキビ | Uゾーン |
大人ニキビには保湿が大事な理由
大人ニキビの改善には、保湿が大事です。
なぜなら、思春期ニキビとは対照的に大人ニキビの原因は「乾燥」だからです。
ですから、大人ニキビのスキンケアには、保湿成分が配合されたしっとりタイプなどのものがオススメでしょう。
それでは、肌の乾燥がどのように大人ニキビの原因となるのか、詳しく見ていきましょう、
大人ニキビになる原因は肌の乾燥による
大人ニキビの大きな原因の一つは「乾燥」です。
加齢やホルモンバランスの乱れなどによって肌の水分量が低下すると、肌が弱くなります。
肌を守るために、皮脂の分泌が多くなるのです。
それによって毛穴が詰まりやすくなり、そこへアクネ菌が増殖し大人ニキビを発生させます。
また、肌の乾燥はターンオーバーを遅らせ、表面を固くしてしまうのです。
そして毛穴が塞がりやすくなる事によって皮脂が溜まる事も、大人ニキビを発生させる原因となります。
肌の乾燥を防ぐために、日ごろからしっかりと保湿をしましょう。
大人ニキビを保湿して改善・予防するための正しいスキンケア方法
大人ニキビを改善・予防するためには、空気が乾燥する秋冬だけでなく一年中保湿重視のスキンケアが必要です。
気温が上がってくる春夏は汗をかきやすくなるため、水分も同時に発散されます。
暑い日は化粧水を付けるのが億劫になりますが、角質をしっかり潤すために化粧水で保湿してあげましょう。
それだけでなく、夏は日差しが強くなるために紫外線による肌ダメージも多くなるため、肌に優しい日焼け止めを使う事が大切です。
また、エアコンにより肌が乾燥する事もあるため、保湿ケアは一年中大切と言えるでしょう。
基本的なスキンケアはクレンジングと洗顔、適切な保湿をする事、肌の新陳代謝を正常化しターンオーバーを促進させる事。
スキンケアの商品を選ぶ際には、ビタミンC誘導体、セラミドが入ったものを選択する事をオススメします。
大人ニキビがある時はバリア機能が低下しているので、紫外線や乾燥した空気に打ち勝てる潤った肌を目指していきましょう。
保湿する大人ニキビ・正しい洗顔方法
保湿が欠かせない大人ニキビの正しい洗顔方法は、ぬるま湯で洗う事が基本です。
冷たすぎる水や熱すぎるお湯で洗うと、肌に刺激を与えてしまいます。
特に熱いお湯は、必要な皮脂まで落としてしまうので避けましょう。
そして洗顔料は、泡がないと摩擦で肌に刺激を与える事になりますので、出来るだけたっぷりの泡で優しく洗います。
顔をタオルで拭くときは、擦るのではなく押さえるようにして拭いてください。
そして洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。
大人ニキビ対策の洗顔は、朝と夜で1日2回で十分です。
朝の洗顔は、クレンジングは不要ですが、肌が弱い人は洗顔料なしの水洗顔でも問題ありません。
夜の洗顔は、メイクを落とすために、クレンジングと洗顔のW洗顔をしましょう。
大人ニキビは洗顔後すぐに保湿しよう
大人ニキビにには、洗顔する際に肌に刺激の少ない洗顔料・石鹸を使うようにしましょう。
洗顔料によっては自分に合わず、赤く腫れるといったトラブルが発生する事もあります。
よく洗った後に肌に変化がないか注意して、自分に合った洗顔料を使いましょう。
洗顔の手順は、洗顔料をたっぷりと泡たてて、肌を泡で包み込むように優しく洗います。
洗い終わったら、お湯で洗い残しが無い様に力を入れずに優しく洗い流しましょう。
熱いお湯は、肌の必要な皮脂までも洗い落とし乾燥を加速させますので、洗顔にはぬるま湯がオススメです。
何度も洗顔をしてしまう、肌の乾燥をさらに進み、肌トラブルの原因となりますので洗いすぎには注意しましょう。
そして洗顔後は、一番肌が乾燥しやすいので早めに化粧水で保湿をします。
洗顔後、時間経ってからだと、乾燥肌となるので早めの保湿が大切です。
大人ニキビは保湿力のある化粧水を選ぼう
洗顔をした後の乾燥を防ぐためにも、化粧水・乳液でしっかりと保湿をしていく必要があります。
化粧水は、ヒアルロン酸やグリセリンといった保湿力の高い成分が入っている化粧水がオススメです。
化粧水を使う時には、手のひらで肌に浸透させるようなイメージでつけましょう。
コットンなどの化粧水を付けて肌に付けるのは、肌の摩擦や刺激になり大人ニキビを悪化させる可能性があります。
洗顔をした後は、乾燥肌を防ぐためにも、早めのスキンケアをするようにしましょう。
大人ニキビには保湿クリームは必要？
大人ニキビを治すのには、保湿が重要です。
保湿クリームには、化粧水の潤いが逃げていかないように蓋をする役割があります。
ですので、化粧水の後に保湿クリームは必要でしょう。
ただし、保湿クリームは分を含んでいるものが多いため、塗り過ぎには要注意です。
夏は控えめに、乾燥しやすい冬は多めに塗るなど上手く調節して使用すると良いでしょう。
保湿のし過ぎは大人ニキビを悪化させる事がある？
保湿成分が多く含まれる美容液は、大人ニキビ肌には効果的です。
最近は、大人ニキビを出来にくくすると同時に、ニキビ跡もリセットしてくれるような商品もあります。
スキンケアの手順は、化粧水→美容液(ニキビ専用)→保湿クリームです。
大人ニキビの予防に保湿は大切ですが、油分を多く付けすぎると大人ニキビが悪化する事もあります。
乾燥している部分には、化粧水や美容液を重ね付けすると良いでしょう。
大人ニキビの保湿は油分より水分補給が大事
大人ニキビ肌を改善させる為には、たっぷりの水分補給が大事です。
表面は乾燥していなくても肌の奥が乾燥しているニキビ肌は、保湿化粧水でケアする必要があります。
もし化粧水をつけても潤いが足りないと感じたら、化粧水自体が肌に合っていないのかもしれません。
また、乳液やクリームは油分が多過ぎる場合があるので、大人ニキビがある人はつけ過ぎに気をつけましょう。
油分は、乳液やクリームに多く含まれていますので、つけ過ぎると大人ニキビを悪化させます。
大人ニキビがあるときは、油分の多い化粧品は避けましょう。
大人ニキビと保湿のまとめ
思春期ニキビと違って、大人ニキビの主な原因は男性ホルモンによる皮脂の過剰分泌です。
ホルモンバランスが乱れていると、過剰な皮脂分泌に悩まされる事になり、大人ニキビを繰り返す事になります。
本来は肌はバリア機能が正常に働き、水分と油分のバランスが保たれています。
しかし、大人ニキビが出来るという事は、バリア機能が低下して毛穴に皮脂汚れが詰まって炎症を起こしているので、正しい毛穴ケアが必要なのです。
Uゾーンに関しては特に乾燥しやすいため、保湿力を高める化粧水・乳液を忘れずに行いましょう。
大人ニキビ対策でオススメしているのは、「ルナメアAC」です。
保湿力がありながら、毛穴もキレイにしてくれるニキビケアとなっています。
お試しセットもあるので、一度試してみると良いでしょう。
