![大人ニキビとUゾーン](https://kireigoto.jp/wp-content/uploads/2017/11/otonanikibi-u-zone.jpg)
大人ニキビの中で最も発生しやすいパーツは、Uゾーン(フェイスライン)です。
Uゾーンの大人ニキビは、一度出来るとなかなか治らず、また治ってもまた繰り返し出来る特徴があります。
ニキビ跡として残ってしまわないように、早めに治す方法を知っておきましょう。
そこで今回は、Uゾーンの大人ニキビが出来る原因とその治し方をご紹介します。
Uゾーン(フェイスライン)に大人ニキビが出来る原因
Tゾーンにニキビが出来やすい思春期とは対照的に、大人ニキビはUゾーン(フェイスライン)に出来るのが特徴です。
Uゾーンに大人ニキビが出来るのは、乾燥、ホルモンバランスの乱れや洗顔料のすすぎ残しなどが原因でしょう。
では、具体的に見ていきましょう。
Uゾーンが乾燥すると大人ニキビが出来る
肌が乾燥して保湿不足になると、Uゾーン(フェイスライン)に大人ニキビが増加してしまいます。
実は、Uゾーンに出来るニキビの原因の90%が乾燥によるものだという化粧品メーカーのデータも出ているのです。
保湿成分が肌の潤いを保っているのですが、Uゾーンは他の部位に比べて、保湿成分が少ない場所。
さらに肌の保湿成分は、歳を重ねるごとにどんどん量が減っていくのです。
大人になってから、Uゾーンに集中して大人ニキビが出来るようになったという方は、保湿成分が少くなる年齢になったとも言えます。
Uゾーンの大人ニキビ対策は、いかに保湿ケアを毎日欠かさず出来るかが大切です。
Uゾーンに雑菌が付くと大人ニキビが出来る
Uゾーンは、寝ているときの枕やシーツなどから雑菌がついて、大人ニキビが発生する事もあります。
寝具が清潔でないと、雑菌がニキビを招くので気をつけなければなりません。
また、無意識のうちにニキビを手で触るクセがある方も、Uゾーンに雑菌を付ける事になり大人ニキビを増加させます。
男性の場合は、ヒゲ剃りも原因です。
カミソリによって受ける刺激も、Uゾーンに出来る大人ニキビの原因だと分かっています。
何日も同じカミソリを使い回すと、雑菌がUゾーンに付着してしまうのです。
結果的に肌を傷つけて、すでにあるUゾーンのニキビを刺激して、悪化する事もあるので気をつけましょう。
Uゾーンに洗顔料のすすぎ残しがあると大人ニキビが出来る
Uゾーンは洗顔料やシャンプーの洗い残しが多い場所で、大人ニキビの原因のひとつとなっています。
毛穴を防ぎ、その汚れが菌のエサとなって、菌がたくさん繁殖してUゾーンに大人ニキビが出来るのです。
同時に、ニキビの原因でもあるアクネ菌も大量に増えてしまう事になり、Uゾーンに集中して大人ニキビが増える事になります。
特にUゾーンは、こめかみやアゴの部分に洗顔の洗い残しが起こりやすく、洗顔の泡が残っている事が多いです。
ジャンプー、コンディショナー、整髪剤のすすぎ残しには、十分に気をつけましょう。
Uゾーンの大人ニキビの治し方
![Uゾーンの大人ニキビの治し方](https://kireigoto.jp/wp-content/uploads/2017/11/tiryou.jpg)
Uゾーンに大人ニキビが大量に発生し場合は、生活習慣の乱れを見直さなければなりません。
生活が乱れているとホルモンバランスが崩れてしまい、皮脂の分泌量がコントロールできなくなるのです。
忙しい現代人は、偏った食生活や睡眠不足、過剰なストレスを抱えています。
では、Uゾーンに出来る大人ニキビの治し方を見ていきましょう。
Uゾーンの大人ニキビは保湿して治す
Uゾーン出来る大人ニキビの原因のほとんどは、肌の乾燥です。
肌は乾燥すると、バリア機能を上げようと皮脂を過剰に分泌させます。
それにより、毛穴が詰まってアクネ菌が増殖し、ニキビが出来やすくなるのです。
ですから、Uゾーンの大人ニキビを治すには、保湿が肝心と言えます。
保湿成分かしっかりと配合されたスキンケアがオススメです。
炎症を抑える成分が入ったものなら、尚良いでしょう。
Uゾーンの大人ニキビは抗生物質で治す
Uゾーンの大人ニキビは、炎症を起こしやすいのも特徴の一つ。
また、年齢を重ねるごとに肌のターンオーバーが遅くなりますから、悪化すると跡にも残りやすいのです。
ですから、炎症を起こしたUゾーンの大人ニキビには、抗生物質を使用するのがオススメでしょう。
早めに抗生物質で炎症を抑える事で、跡に残るのを防ぎます。
グリチルリチン酸ジカリウムなどの、抗生物質が配合されたスキンケアもオススメです。
Uゾーンの大人ニキビは生活習慣の乱れを正して治す
生活習慣の乱れは、ホルモンバランスを乱します。
そして、男性ホルモンを過剰に分泌させるのです。
男性ホルモンには、皮脂を分泌する働きや、皮膚を固くする作用があります。
そのため、男性ホルモンが増えると毛穴が詰まりやすくなり、Uゾーンの大人ニキビが出来やすくなるのです。
ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどはホルモンバランスを乱します。
Uゾーンの大人ニキビは、生活習慣の乱れを正して治しましょう。
Uゾーンの大人ニキビはビタミンとミネラルを摂取して治す
Uゾーンの大人ニキビの予防には、ビタミンB2・ビタミンB6を摂取する事が大切です。
ビタミンB2に関しては、皮脂の分泌を正常化させる効果があります。
体内に溜めておけないので、毎日しっかり補給する事が大切です。
ビタミンB6の主な働きは、たんぱく質の代謝に関係しています。
タンパク質の代謝は、体の免疫バランスを調整したり、髪の毛や肌をつくるのに影響する栄養素。
ビタミンB6は、肌のターンオーバーのサイクルに関わっているため、ビタミンB6が不足すると、正しくターンオーバーができないのです。
神経の興奮をしずめる働きにも関係していますから、不足するとストレスが増加してしまいます。
ビタミンB2、B6は身近な食材やサプリメントから積極的に取り入れましょう。
大人ニキビとUゾーンまとめ
![大人ニキビとUゾーンまとめ](https://kireigoto.jp/wp-content/uploads/2017/11/otonanikibi-u-zone1.jpg)
大人ニキビは、頬からアゴにかけてのUゾーンに出来やすいのが特徴です。
その原因は乾燥やホルモンバランスの乱れ、雑菌や洗顔料のすすぎ残しなど様々。
Uゾーンの大人ニキビを治すには、しっかり保湿をする事が大切です。
悪化する前に抗生物質を使用する事で、跡に残るのを防ぐ事も出来るでしょう。
また、生活習慣を見直して中から原因を取り除く事も重要なポイントです。