大人ニキビと炎症

炎症した赤い大人ニキビは、痛みや痒みを伴う事が多いものです。
そして、何より目立つので「一刻も早く治したい!」と思いますよね。

炎症した大人ニキビの治し方は、内側からのケアと外側からのケアが必要です。
もちろん、内側からの生活習慣を見直す事で、大人ニキビの出来にくい肌へと改善させる事が出来ます。

内側のニキビケアというのは、外側とは異なり長期スパンで考える必要があります。
炎症した大人ニキビを早く治したいという方は、外側からのアプローチをオススメします。

そこで今回は、炎症した赤い大人ニキビが出来てしまう原因と、自分でキレイに治す方法を紹介していきます。

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炎症した赤い大人ニキビが出来る原因は?

ストレスや生活習慣に問題があったり間違ったスキンケアを続けていると、白ニキビや黒ニキビから赤ニキビに悪化しやすくなります。
加齢による肌体力の低下も、大人ニキビが炎症して腫れ上がる原因となるのです。

気づいたら赤ニキビが出来ていたという場合もあり、炎症を起こしやすい体質・肌質というのも関係してます。
炎症を起こしている赤ニキビは、毛穴の中には大量増殖したアクネ菌が残っている事が多いものです。

そして、痛みやかゆみを伴う事もあり、顔を動かしただけでズキズキ痛む事もあります。
火種が残っているため、赤ニキビは同じ場所に繰り返し出来てしまうので早めにケアをしましょう。

皮脂分泌が多く紫外線を浴びやすいおでこ、鼻に出来る大人ニキビは悪化しやすいため、赤ニキビが出来やすいものです。

炎症した赤い大人ニキビを効果的に治す方法

炎症した赤い大人ニキビを効果的に治す方法

炎症した赤い大人ニキビを治す方法は、とにかく刺激を与えずに、炎症を抑える事です。
早めにアクネ菌の増殖を殺菌して、阻止するケアが必要になります。

やってはいけない事は、汚れた手で触ったり、無理やり潰す事です。
雑菌の付いた手で触ったり潰したりすると、大人ニキビ跡をつくる原因になるので気を付けましょう。

赤ニキビを治すには、スキンケアや医薬品で炎症を鎮めて、アクネ菌の増殖を止めるケアが必要です。
化粧水は、消炎効果の高いグリチルリチン酸塩やカミツレエキスなどの植物成分が配合されていると効果的。

アクネ菌の増殖を抑える殺菌力を持つビタミンCを配合したスキンケア化粧品も良いでしょう。

炎症した赤い大人ニキビは低刺激の洗顔料で治す

赤い大人ニキビが出来た場合は、まず炎症を抑える必要があります。
そのため、洗顔料も殺菌作用と抗炎症作用があるものを選ぶと良いでしょう。

炎症した赤い大人ニキビには、グリチルリチン酸ジカリウムやサリチル酸といった抗炎症作用がある洗顔料を使うと赤みを抑える事が出来ます。
大人ニキビがある時は、肌のバリア機能が低下しています。

そのため、刺激を与えないように、なるべく優しく泡で洗顔するようにしましょう。
どんなに顔の皮脂が汚れが気になっても、洗顔は1日朝晩2回に抑えるようにしてください。

それ以上洗顔すると、肌の大人ニキビ肌の負担になり肌のバリア機能が弱くなります。
そして、洗顔料を使う時のポイントですが、指で大人ニキビを触らないように洗顔料の泡で洗うようなイメージで優しく洗っていきましょう。

洗顔料の後には、ビタミンC誘導体が配合されている化粧水を使うと炎症を抑える事が出来るため効果的です。

炎症した赤い大人ニキビは炎症を抑える化粧水で治す

炎症した赤いニキビのケアでとにかく最優先する事は、炎症を鎮める事です。
化粧水は、抗炎症作用や殺菌効果があるイソプロピルメチルフェノール、アラントイン、グリチルリチン酸2Kといった成分が配合されたものを使うと良いでしょう。

また、高濃度ビタミンCが配合された化粧水と美容液もオススメです。
炎症した赤い大人ニキビは、放っておくと、毛穴の周辺部位の皮膚組織にダメージを与えてしまいます。

すると、大人ニキビ跡が出来てしまうので、炎症を抑える化粧水で早めのケアをしましょう。

炎症した赤い大人ニキビは保湿力のあるスキンケアで治す

炎症したが赤い大人ニキビは、保湿力のあるスキンケア化粧品を使いましょう。
赤く腫れていると、油分のある乳液やクリームは避けたくなりますが、オイルフリーやノンコメド処方のスキンケア化粧品を使えば安心です。

化粧水だけでは肌の水分が蒸発してしまうので、炎症した赤い大人ニキビが出来ても、乳液もしっかり使うようにしましょう。
また、赤ニキビに効果のある大人ニキビ治療薬は、その随伴症状として肌が乾燥してしまいます。

強い殺菌力でアクネ菌と一緒に肌に必要な皮膚常在菌も殺菌してしまうので、乾燥が進んでしまう事もあるのです。
これを防ぐために、スキンケアでは保湿を徹底してあげる事が重要と言えます。

ひどく炎症した大人ニキビは医薬品の抗生物質で治す

炎症がひどい大人ニキビは、スキンケア化粧品よりも抗炎症作用や殺菌効果のあるニキビ治療薬を使った方が即効性があります。
市販の大人ニキビ薬でも、効果のある医薬部外品が販売されています。

夜寝る前に赤ニキビに「オロナイン」をたっぷりつけて、絆創膏を貼って就寝するのも効果的です。
有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩に殺菌・消毒作用があるため、赤ニキビに対して薬効を発揮してくれます。

オロナインは、あくまで炎症した赤い大人ニキビ部分のみに使い、炎症を起こしていない白ニキビ・黒ニキビに使うのは避けましょう。
市販の大人ニキビ治療薬では効果が見られなかった場合は、皮膚科での赤ニキビの治療を受けると良いです。

皮膚科での治療では、市販薬では販売していない抗生物質で炎症を抑えていきます。

炎症した赤い大人ニキビを跡に残さない予防法

炎症した赤い大人ニキビを跡に残さない予防法

炎症した赤い大人ニキビが出来た時は、なるべく早めに治療をしてニキビ跡にならないように気を付けなければなりません。
炎症した赤い大人ニキビが出来た時は、炎症を抑える洗顔料と化粧水を使って赤みを沈静化させていきましょう。

そして、内側からのケアはしっかりビタミンを摂って、腫れてしまった炎症ニキビを抑えてあげましょう。
例えば、ビタミンB群やビタミンEが配合のサプリメントを摂取したり、緑黄色野菜からビタミンとミネラルを取っていくと効果的です。

赤い炎症した大人ニキビは、放っておくと真皮まで傷付いてしまいます。
ひどい時はクレーターという凹凸が出来る場合もあるので、早めに対処する必要があります。

大人ニキビと炎症のまとめ

大人ニキビと炎症のまとめ

赤い炎症した大人ニキビが出来ると気になってつい触ってしまいます。
しかし、触ると雑菌が入り、さらに悪化の原因となるので止めましょう。

赤い炎症した大人ニキビは、正しいスキンケアと医薬品でなるべく早く治す事が大切です。
正しいスキンケアとはしっかり毛穴の汚れを洗顔で綺麗にして、保湿力のある化粧水でしっかり潤いを与える事。

肌のバリア機能が戻ってくると、大人ニキビも自然と治ってくるでしょう。
早く治したい場合は市販の医薬品を使い、抗生物質を直接塗ったりビタミン剤を飲むなどして、内側からのケアをする事も効果的です。

そして、炎症した大人ニキビ対策には、日頃から慢性的な睡眠不足、運動不足といった生活習慣の改善も意識していきましょう。

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