オールインワンジェルは、顔に塗るもの。
誰に言われたわけではないけど、なんとなく「ジェルは顔のお手入れだけに使う」というイメージが強いですよね。
管理人も自分の姉がオールインワンジェルを体に塗っているのをみて、「そんな使用方法もあったのか!?」と驚きました。
そこで今回は、オールインワンジェルのボディ利用についてご紹介していきます。
- そもそもオールインワンジェルはボディにも使えるのか?
- ボディケアにオススメなオールインワンジェルの特徴
- 使い方や注意点
上記などを中心にまとめているので、顔も体も触れたくなるような肌感を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。
オールインワンジェルはボディケアにも使える
結論からお伝えすると、オールインワンジェルはボディケアにも使えます。
なぜなら、そもそもオールインワンジェルは、体の中で最も皮膚が薄くて敏感な部位でもある目の周りにも使える仕様になっているからです。
顔・首・背中など、一つひとつ区切った名称ではありますが、皮膚は全身に繋がっています。
乾燥している部位がある場合には、顔以外であってもオールインワンジェルでケアをしてあげましょう。
ちなみに、髪にオールインワンジェルを利用される方もいますが、頭皮にベタッと塗るのは控えるようにしてください。
毛穴がジェルで塞がれてしまうと、頭皮トラブルに繋がってしまう可能性があります。
ボディケアにもオススメなオールインワンジェルの特徴
顔+体の両方でオールインワンジェルを使いたいと思っている場合には、以下のような特徴を持った商品を選ぶのがオススメです。
- 大容量
- ポンプタイプ
- シンプルな保湿成分
体に使うとなると、少量のオールインワンジェルはすぐに無くなってしまいます。
また、蓋で開け閉めするジャータイプは、塗る範囲が広がると使い勝手の悪さがストレスになる場合があるでしょう。
メディプラスゲルのような約2ヵ月間分がたっぷり入った、ポンプタイプのオールインワンジェルを選んでみてください。
それでは次に、どんな成分のオールインワンジェルがボディにも使いやすいのかについて、詳しくご紹介していきます。
ボディにはシンプルな保湿重視のオールインワンジェル
ボディに使う場合には、美白・エイジングケアといった+αの成分は省いても大丈夫です。
基本的な美肌を作るために必要な、「保湿」をメインとしているオールインワンジェルを選ぶようにしましょう。
オススメの成分は、肌の潤いを保つために定番とされている以下の3つです。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
この3つが中心に配合された商品であれば、肌の水分バランスが整い、乾燥や紫外線などの外的刺激による悪影響も受けにくくなります。
ボディケアと兼用するためのオールインワンジェルを探している場合には、参考にしてください。
子供と一緒に使うなら成分の確認・パッチテストは必須!
子供と一緒に使う場合には、オールインワンジェル選びにもう少し慎重になる必要があります。
なぜなら、大人と子供(赤ちゃん)では、肌の外側にある表皮の厚みが全く違うからです。
大人の肌 | 0.2mm |
子供の肌 | 0.1mm |
子供の皮膚(表皮)の厚みは、大人の約半分しかありません。
肌の厚みが薄ければ、それだけ外的刺激による悪影響を受けやすくなります。
成人していれば平気な成分でも、肌トラブルを起こす確率が上がりやすくなるでしょう。
もし、自分が利用しているオールインワンジェルを子供のボディに使う場合には、以下のような点を事前に確認するようにしてください。
- 添加物が多く除去されているか(パラベン、アルコール、香料、着色料など)
- パッチテスト後に炎症や湿疹などは出ないか
ボディにオススメなオールインワンジェルの使い方
ボディケアにオススメなオールインワンジェルの使い方は、部位ごとに変わってきます。
例えば、腕・ふくらはぎ・太もも・背中のように面積が広いパーツには、ジェルをマッサージ用に使うと良いでしょう。
肌の乾燥が緩和されるだけではなく、リンパの流れに沿って揉みほぐしていけば、老廃物が流れてむくみがとれます。
逆に、ひじ・ひざ・かかとなどカサカサしやすく体の中でも面積が狭いパーツは、ジェルの重ね付けやパックをしてみてください。
乾燥によるくすみを予防出来ます。
それでは次に、オールインワンジェルを使ったボディ用の「マッサージ」や「重ね付け・パック」のやり方について、詳しく解説していきます。
オールインワンジェルでボディマッサージ
オールインワンジェルを使ったボディマッサージをする上で大切なポイントは、リンパの「流れ」に沿って、正しい「方向」に適切な「圧」をかけて流してあげる事です。
【リンパの流れ】
リンパの流れの基本として、鎖骨は最も老廃物が溜まりやすい部位だと言われています。
そのため顔・足・お腹・脚など、どの部位をマッサージする場合であっても、まずは鎖骨のマッサージから初めてリンパの流れを良くするようにしましょう。
【正しい方向】
リンパを流す方向は、リンパの流れによって部位毎に違います。
首 | 上から下 |
鎖骨 | 中心から外側 |
バスト周り | 中心から外側 |
お腹 | 上から下 |
腕 | 下から上 |
脚 | 下から上 |
上記のように、それぞれの適切な流れに沿ってマッサージをしてください。
【適切な圧】
リンパマッサージに、極端な強さはいりません。
気持ちよさを感じるくらいの強さで、優しく流してあげましょう。
ジェルが足りないと肌に摩擦が起きて傷ついてしまいます。
そのため、滑りが悪くなってきたら、その都度ジェルを足すようにしてください。
乾燥しやすいボディにオールインワンジェルで集中ケア
オールインワンジェルを使ったボディ用の「重ね付け・パック」は、以下の方法を参考にしてください。
【重ね付け】
ひじ・ひざ・かかとなどの乾燥しやすいパーツは、ジェルが馴染んだらもう1度重ね付けをしましょう。
ジェルを塗り込むというよりも、手で押し付けて浸透させて馴染ませるようにすると、より潤いが増します。
【パック】
部位的なパックには、サランラップを使います。
いつもより多めにジェルを付けた後に、サランラップで上から乾燥しやすいパーツを覆いましょう。
10分~15分ほど放置すると、いつもよりみずみずしくなった肌を実感出来るはずです。
ひじ・ひざ・かかとのかさつきが気になる時には、ぜひ実践してみてくださいね。
ボディ用のオールインワンジェルを顔に使うのは注意
オールインワンジェルの中には、「ボディ用」の商品もありますが、顔に使う場合には注意が必要でしょう。
なぜなら、冒頭でもご説明した通り、顔は体の中でも1番皮膚が薄くデリケートな部分だからです。
ボディ用の仕様になっているオールインワンジェルは、顔用のジェルに比べて刺激の強い成分が使われている場合もあります。
もし、顔と体の兼用でオールインワンジェルを使う場合には、元々顔に塗る用の商品を選んでくださいね。
オールインワンジェルとボディのまとめ
オールインワンジェルは、ボディにも利用出来る超多機能な商品です。
1つあれば、全身のお肌のお手入れが完了するのは、他はにない魅力だと言えるでしょう。
ただし、ジェルの選び方や使い方には以下のようなポイントがあります。
- 容量の多さ・形状
- 保湿成分の内容
- 部位毎に塗り方を変える
この記事で紹介した内容を目安にオールインワンジェルを上手く使って、顔と体のキレイをサポートしてみてください。
手軽に潤いのある美肌を実感したい人は、満足出来るはずです。