オールインワンジェルを選んでいる時に、「UV対策(カット)・SPF」などの単語を見かけると、疑問に思う事がありますよね。
- 「寝る前も使うのに、日焼け止め成分が入っていても平気なのかな?」
- 「普通のオールインワンジェルと同じように使ってもいいの?」
そこで今回は、日焼け止め入りオールインワンジェルについてまとめてみました。
紫外線は気になるけど、スキンケアと日焼け止めを1つにしてしまうのはどうなんだろうと気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
日焼け止め入りオールインワンジェルの特徴
日焼け止め入りオールインワンジェルとは、化粧水・美容液・乳液などの肌のお手入れに関係する成分以外に、紫外線を防ぐ成分も加えた商品の事を指します。
朝の準備をより簡単に、素早く、済ませたい忙しい女性からの需要が高いようです。
ただし、紫外線対策が出来るオールインワンジェルは、通常のオールインワンジェルとは違った点がいくつもあります。
そのため、購入を検討している方は、次にご紹介する日焼け止め入りオールインワンジェルのメリット・デメリットを確認しておくと良いでしょう。
日焼け止め入りオールインワンジェルのメリット
日焼け止め入りオールインワンジェルのメリットは、以下の2つです。
1.超時短で朝の準備を終わらせられる
基礎化粧品からUV対策まで出来る日焼け止め入りオールインワンジェルは、忙しい女性の強い味方です。
また、日焼け止めにプラスして、化粧下地の機能まで果たしてくれるジェルもあります。
【商品例】
・パーフェクトジェル モーニングプロテクト(SPF50+PA++++)
2.どんな時でも荷物がスッキリ
旅行・出張・友達や彼の家にお泊りという時にも、スキンケアに関連する化粧品を最小限まで減らせるため、荷物がコンパクトになります。
では次に、日焼け止め入りオールインワンジェルのデメリットになっている部分をご紹介していきます。
日焼け止め入りオールインワンジェルのデメリット
日焼け止め入りオールインワンジェルのデメリットは、以下の2つです。
1.肌に負担が掛かる
日焼け止め成分の本来の目的は、紫外線による肌へのダメージを軽減する事です。
そのため、スキンケアとは違った目的の成分がジェルに混ざる事で、肌への負担が増加します。
そして、ニキビや肌荒れの原因に繋がってしまう場合があります。
2.夜用スキンケアを別で揃える必要がある
UVをカットしてくれる成分が入ったオールインワンジェルを入浴後に使ってしまうと、紫外線対策をする必要のない就寝時にまで肌に負担を掛けてしまいます。
そのため、せっかく購入をしても、夜専用のオールインワンジェルを別で揃えないといけなくなるでしょう。
それでは次に、これらの商品の特徴から発生する、日焼け止め入りオールインワンジェルを使う上での注意点をご紹介します。
日焼け止め入りオールインワンジェルの注意点
日焼け止め入りオールインワンジェルは、使用する時にも通常のオールインワンジェルとは違った以下のような注意が必要です。
注意点その1:塗り直しを忘れない
日焼け止めは、どんなに強い成分(例:SPF50+・PA++++)やウォータプルーフのものでも、汗やこすれによって落ちてしまいます。
それは、スキンケアが目的のジェルと機能が1つになっても同じ事です。
ですから、長時間または強い日光にあたる場合は、特に塗り直しを忘れないようにしましょう。
注意点その2:洗い残しがないようにする
日焼け止め入りオールインワンジェルのデメリットでもご説明した通り、UVをカットしてくれる成分は肌への負担になる場合があります。
そのため、使用後には日焼け止めと同じく、洗い残しがないようにしっかり洗顔する必要があるでしょう。
日焼け止めとオールインワンジェルは別がベスト!
ここまでご紹介した日焼け止め入りオールインワンジェルのデメリットや注意点などを考えると、日焼け止めとジェルは別々に使用した方がプラスが大きいと言えるでしょう。
- 日焼け止め=紫外線対策
- オールインワンジェル=スキンケア
上記のように、それぞれのアイテムを使い分ける事で、逆に使用方法などにも一貫性をもたせやすく、求める効果が得られやすくなります。
朝どうしても時間が足りないという場合には、UV対策出来る化粧下地やファンデーションなどのベースメイクを使用してみてください。
では次に、日焼け止めとオールインワンジェルを別々に使う場合の塗る順番について、具体的にご説明します。
日焼け止めとオールインワンジェルを塗る順番
日焼け止めとオールインワンジェルを塗りたい場合には、以下のような順番で塗るのがオススメです。
【朝に塗る場合の手順】
2.オールインワンジェルを塗って、美容成分をお肌に吸収させる
3.ジェルが乾くまでに別の準備を済ませる(服の着替えや髪をセットするなど)
4.日焼け止めを塗る
5.いつものメイクをする
日焼け止めは先に塗ってしまうと、油溶性の成分が邪魔をしてジェルが浸透しづらくなってしまいます。
また、オールインワンジェルの特性上、ジェルが乾く前に日焼け止めを塗ってしまうと、成分が混ざってしまい日焼け止めが定着しにくくなってしまうため注意をしましょう。
日焼けが気になる人にオススメオールインワンジェル2選
日焼けが気になる場合には、UVをカットしてくれる日焼け止め成分の入ったものではなく、メラニンの生成を抑えて日焼けによるシミ・ソバカスを防いでくれるオールインワンジェルを選びましょう。
中でもオススメなのは、国の法律で効果を認められた有効成分を含む、以下の2つの商品です。
パーフェクトワン 薬用ホワイトニングジェル
薬用ホワイトニングジェルは、2つの有効成分が日焼けによる影響を軽減してくれます。
成分 | 効果 |
---|---|
トラネキサム酸 | シミ・ソバカスの原因になるメラニンが作られる働きを抑えてくれる成分 |
グリチルレチン酸ステアリル | 日焼けによる炎症(肌荒れ)を抑えて、肌を健やかに整えてくれる成分 |
パーフェクトワン 薬用ホワイトニングジェルの評判・口コミ!効果、副作用、成分は?
シミウス 薬用ホワイトニングリフトケアジェル
シミウスも、種類は違うものの、働きがほぼ同じの2つの有効成分が日焼けによる影響を軽減してくれます。
成分 | 効果 |
---|---|
プラセンタエキス | メラニンの生成を抑えて、日焼けによるシミ・ソバカス予防してくれる成分 |
グリチルリチン酸ジカリウム | 日焼けによる炎症(肌荒れ)を抑えて、肌を健やかに整えてくれる成分 |
シミウス ホワイトニングリフトケアジェルの評判・口コミ!効果、副作用、成分は?
どちらも保湿+日焼けによるダメージを軽減してくれるので、使用感などが気に入った方を選んでみてください。
日焼け止めとオールインワンジェルのまとめ
日焼け止め入りオールインワンジェルには、以下のように通常のジェルとは違った点があります。
- 朝の準備を超時短で済ませられる
- 移動時の荷物がよりスッキリする
- 夜のスキンケアには推奨出来ない
- 肌に負担が掛かりやすい
- スキンケア以外にも、日焼け止めとしての使い方を意識する必要がある
そのため、朝の準備の時間短縮や外泊が多い方には、使いやすい商品だと言えるでしょう。
ただし、純粋に日焼け止め・スキンケアとしての効果を求めるのであれば、それぞれ別々に使用するか、日焼けによる影響を軽減するジェルを選んだ方がプラスが大きいのです。
自分の求める希望やライフスタイルにあった商品を選んで、効率的に紫外線対策をしながら、ツヤのあるもっちり肌を目指してください。