毎日の歯磨き

歯を守るためには、「歯磨き」が大切。
それは、幼稚園児でも知っている事です。

しかし、中には毎日歯磨きを頑張っているにも関わらず、虫歯や歯周病に悩まされてしまう方がいます。
歯を守りたくて、面倒でも欠かさずに歯磨きをしているのに、成果が出ないと悲しいものですよね。

そこでこの記事では、毎日歯磨きをしていても虫歯や歯周病にかかってしまう原因についてまとめてみました。
お口の健康を守るための努力が実を結ばない方は、ぜひこの記事を読んで「ただ毎日磨くだけではない」本当の虫歯予防を知ってくださいね!

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毎日歯磨きしても虫歯・歯周病になる原因は磨き方

毎日歯磨きを頑張っているのに、虫歯や歯周病になってしまう原因の1つは「間違えた磨き方」にあります。
毎日欠かさずに1日3回の歯磨きをしていても、いつも磨き残している場所があれば、そこは虫歯や歯周病菌などの格好の標的になってしまうのです。

磨いている“つもり”が、実は一番危険だと言えます。
以下の正しい歯磨きのポイントを目安に、あなたの歯の磨き方を見直してみましょう。

・歯は1本1本を細かく小刻みに磨いていく
・磨く時は、歯と歯茎の境を狙う
・就寝前の歯磨きは特に念入りに行う
・毛先が開いていない歯ブラシを使う
・歯ブラシのヘッドが大きすぎるものは避ける
・歯の表・裏・噛む面で磨き残しがないように、磨く順番を決めて隅々まで磨く
・歯ブラシの毛先が広がらないくらいの力で磨く

さらに、これからご紹介する2つの方法を毎日の歯磨きにプラスすれば、歯磨きの質が高まって、虫歯・歯周病予防を出来る確率がグーンッとUPするはずですよ。

毎日の歯磨きにプラスして使いたい歯科アイテム

自宅で使う歯磨きの道具は、「歯ブラシ」だけでは不十分です。
以下の2つの歯科アイテムを毎日の歯磨きに組み合わせる事で、より質の高い虫歯・歯周病予防が可能になります。

デンタルフロスor歯間ブラシ

歯と歯の間を磨くための道具。
通常の歯ブラシでは届かない歯の隙間の汚れが取れるため、このアイテムを併用すると、毎日の歯磨きで汚れを除去できる割合が6割→8~9割程度まで増えます。

ただし、自分の歯の隙間に適していないサイズの歯間ブラシを使ったり、誤った使い方をしたりすると、歯肉を傷つけてしまう可能性が高いのです。
サイズや使い方が分からない時は、歯医者で教えてもらいましょう。

フッ素が配合された歯磨き粉

フッ素は、世界各国で虫歯予防の高い効果が認められている成分です。
歯磨きをする際には、フッ素が配合された歯磨き粉を選ぶようにしましょう。

フッ素濃度は、950ppm以上の物がオススメです。(6歳未満は、フッ素濃度1000ppm以下の歯磨き粉を使ってください)

毎日の歯磨き以外に歯医者の定期メンテナンスが必要なワケ

歯医者には、お口の清掃の専門家である「歯科衛生士(しかえいせいし)」がいます。
そのため、虫歯ではなくても定期的に歯医者のメンテナンス(検診)に行く事で、以下のような施術を受けられるのです。

歯垢・歯石をとる(クリーニング)

毎日歯磨きでは取り切れない歯の汚れを、歯科専門の器具を使って取り除いてくれます。
特に虫歯や歯周病などの原因菌となるバイオフィルムを、3~4ヶ月に1回歯医者でお掃除すると、お口の環境が良好になるでしょう。

歯ブラシ指導(TBI)

自分では気づけない磨き方の癖や磨き残しが多い部分などを、専門家の目線で指摘・指導してくれます。
あなたに適した歯ブラシや歯科アイテムも教えてくれますよ!

虫歯・歯周病の早期発見、予防

初期段階の虫歯や歯周病を見つけて、進行しないように予防してくれます。
重症化する前であれば、治療をしなくても健康な歯の状態に戻る可能性があるので、定期的にお口の中を診てもらってくださいね。

歯磨きを毎日する時は朝のタイミングを逃さない

毎日の歯磨きで夜寝る前の歯磨きを頑張る人が多い一方で、朝はおろそかになっているという人が多いのです。
しかし、就寝中は歯を守る役割を果たす唾液量が減っているため、朝起きた時のお口の中は、虫歯や歯周病の原因菌がウヨウヨしています。

忙しくても、朝の歯磨きは毎日取り入れて口の中をキレイな状態に戻すようにしましょう。
ちなみに、理想は歯磨きのタイミングは、朝食前と朝食後の両方です。

朝は準備が忙しいという方は、朝食前は「うがい」、朝食後は「歯磨き」をするように心がけてみてくださいね。

毎日歯磨きしても虫歯・歯周病になる原因は食生活

毎日歯磨きしても虫歯・歯周病になる原因は食生活

毎日歯磨きをしても虫歯・歯周病になる原因は、「磨き方」だけではありません。
実は、「食生活」も大きく関係しているのです。

特に、以下のような食事や食べ方をしている方は、お口の中が虫歯・歯周病菌に好まれる酸性へと傾きやすく、お口の健康を害す確率が高まります。

【虫歯・歯周病リスクが高い食生活】

  • 間食をする回数が多い
  • 糖分を含むアメやガムをよく口に含んでいる
  • 炭酸系のジュースや砂糖の入った飲み物をよく飲む
  • 夜食を食べる事が多い
  • 柔らかいものばかり食べている

身に覚えのある方は、毎日の歯磨きにプラスして、これからご紹介する虫歯になりにくい食生活を実践してみましょう。

毎日の歯磨き以外にも噛む回数を意識する

毎日の歯磨きにプラスしてまず変えたいのは、食べる時の噛む回数。
なぜなら、噛む回数が増えると、以下のような恩恵を受けられるからです。

・虫歯菌による酸を中和してくれる唾液の量が増える
・虫歯菌によって溶かされた歯を修復してくれる唾液の量が増える
・満腹中枢が刺激されて、間食が減る

もちろん、噛む回数が増えても、アメやジュースなど糖分を含む食べ物が口の中に長時間あると、唾液の力だけでは虫歯などの原因菌による影響を緩和できません。
基本的には、決まった時間に食事を摂るようにするのがオススメです。

どうしても口寂しい時には、虫歯予防効果のあるキシリトール100%のガムを噛んでみてくださいね。

毎日歯磨きをしないと血が出て歯を失う?

毎日歯磨きをしないと血が出て歯を失う

ここまで、毎日歯磨きをしても虫歯・歯周病になる原因をお伝えしました。
しかし、やはり虫歯・歯周病予防のメインは「毎日の歯磨き」です。

特に、35歳以降は毎日の歯磨きを怠ると、以下のようなお口のトラブルが発生しやすくなります。

  • 歯茎の出血
  • 口の渇き(唾液量の減少)
  • 口臭
  • 歯の痛み、ゆれ

最悪の場合、この状態が続くと歯を失うケースもあるでしょう。
毎日の歯磨きは、年齢を重ねれば重ねるほど丁寧にする事を心がけてくださいね。

毎日の歯磨きは大切!治療しても天然歯は戻らない

「歯の状態が悪くなっても治療すれば良いんじゃないの?」
そんな風に思う方もいるかもしれません。

しかし、歯は治療をすると一見元に戻ったように見えても、確実に天然歯(治療していない歯)よりも虫歯・歯周病が進行しやすくなってしまいます。
一度治療をすると、歯を失うリスクが急激に高まるのです。

老後に歯を失うと以下のようなデメリットがあり、「もっと、毎日の歯磨きをしっかりやっておけば良かった…」と後悔をする方が増えます。

【歯を失うデメリット】

・歯の本数が減って、食べられる物も減る
・歯の本数が減って噛む回数が減る影響で、糖尿病・認知症などのリスクが増える
・入れ歯によって、笑顔に自信がなくなる
・入れ歯によって、滑舌に自信がなくなる

人生100年と言われる長寿の時代だからこそ、毎日の歯磨きに歯科アイテムと定期検診をプラスして、自分の歯を末永く守っていきましょう。

毎日の歯磨きのまとめ

毎日の歯磨きのまとめ

それでは最後に、毎日の歯磨きについて簡単におさらいしていきます。

毎日歯磨きしても虫歯・歯周病になる原因とは?

・誤った磨き方をしている
・磨く時に歯ブラシしか利用していない
・歯医者のメンテナンス(定期検診)に通っていない
・虫歯や歯周病リスクの高い食生活をしている

毎日の歯磨きが重要な理由

・歯を失うリスクを減らすため
・老化によるお口のトラブルを減らすため

毎日歯磨き“だけ”を頑張っていても、あなたの歯を守るのは難しいのです。
虫歯予防効果を高める歯科アイテムや歯医者のメンテナンスも毎日の歯磨きにプラスして、老後も健康な歯を目指しましょう。

少しの工夫で、長い人生を有意義に過ごせるようになるはずですよ!

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