肩のニキビ

結婚式やイベント時など、肩や背中が見えるドレスや服を着る機会は多々あります。
そんな時にふと気になるのが、ポツポツと肩や背中に出来たニキビ。

自分では視界に入りませんが、意外と他人からは見えるものです。
ニキビがある背中や肩は、「見せるのが恥ずかしい!」と言う方も多い事でしょう。

今回は、背中や肩に出来るニキビの原因と、治し方について解説をします。
薄着になる夏やイベント時にキレイなお肌で過ごすため、出来る事から始めてみましょう。

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肩や背中にニキビが出来る原因は?

まず、改善方法を見る前に、肩や背中のニキビが発生する原因を確認しましょう。
なぜなら、どれだけ薬などで改善を行っても、ニキビが出来る生活を送っていては意味が無いからです。

下記では、肩や背中にニキビが出来る原因を4つご紹介します。
思い当たる節が無いかを振り返り、改善出来る事があるかをチェックしてみましょう。

汗による菌の繁殖

肩や背中は、衣類で覆われているため通気性が悪く、汗で蒸れやすい部位です。
さらに、背中は汗腺と皮脂腺が発達しており、皮脂が多く分泌される部位でもあります。

ニキビの原因であるアクネ菌は、皮脂や日陰で湿った場所をとても良く好みます。
このため、肩や背中は菌の繁殖に適した条件が揃っており、ニキビが出来やすい部位なのです。

  • 汗を掻いてもすぐに拭かない
  • 通気性の悪い服ばかり着ている
  • 寝具や寝巻きを取り換えていない

これらに当てはまる方は、肩や背中ニキビが出来やすい人だと言えます。
下記で詳しくご紹介をしますが、汗はこまめに拭きとり、菌の繁殖を防ぐ工夫を行いましょう。

シャンプーなどのすすぎ残し

「いつもお風呂でキレイに洗っているのに、ニキビが出来る!」
こんな方は、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがニキビの原因かも知れません。

頭皮や髪の毛はしっかりとすすいでいても、身体に付いた洗髪剤は意外とすすぎ残しが多いもの。
これらの成分が毛穴に詰まり、菌が繁殖して肩や背中にニキビが出来るのです。

  • 身体→髪の毛の順番で洗う人
  • すすぎを1分程度で済ます人

上記に当てはまる方は、肩や背中にシャンプー剤が残っているかも知れません。
その他にも、背中や肩甲骨に溜まった垢がニキビの原因になる事もあります。

顔や臭いが気になる部位は丁寧に洗っても、手の届きにくい背中や肩甲骨はつい雑に洗いがち。
残った垢が毛穴に詰まり、ニキビが発生する事もあるのです。

入浴時の洗う順番やすすぎを徹底して、肩や背中ニキビの原因を無くしていきましょう。

肩こりによる老廃物の蓄積

オフィスワークで同じ姿勢を続けていると、感じる事が多い肩のハリやコリ。
疲れた時は肩や背中を叩いたり、マッサージを行う人は多い事でしょう。

一見、無関係に思われる肩こりですが、実は肩や背中にニキビが出来る原因の1つです。
これは、肩が凝ると血行不良になり、老廃物が蓄積されるからだと言われています。

本来、老廃物は血液と一緒に体を巡り、汗や尿として体外に排出されます。
しかし、肩こりで血行が悪くなると、老廃物も流れにくくなり、体内に蓄積されてしまいます。

そして、なんとか体外に老廃物を出そうとした結果が、ニキビとなって現れるのです。

  • デスクワークを常にしている人
  • 定期的に運動を行わない人
  • 肩開きの服をよく着る人
  • 冷たい飲料・食品を好んで食べる人

上記に当てはまる方は血行が悪く、ニキビが出来やすい体質だと言えます。
肩にニキビが出来た時は、肩こりを疑ってみましょう。

ストレスや生活習慣の乱れ

ストレスや生活習慣の乱れは、顔ニキビの原因として認識している方が多い事でしょう。
しかし、これらも肩や背中ニキビが出来る原因の1つなのです。

人の身体は、睡眠不足や過度なストレスを感じると、交感神経が活発に働きます。
交感神経が活発になるからこそ、心や身体はストレスに負ける事なく過ごせるのです。

しかし、交感神経ばかりが優位になると自律神経が乱れ、性ホルモンのバランスを乱れさせてしまいます。
性ホルモンのバランスが乱れると、皮脂が多く分泌され、毛穴詰まりが発生してニキビが出来るのです。

  • 生理周期はニキビが出来やすい
  • ジャンクフードばかり食べている
  • 睡眠時間は6時間未満
  • 妊娠している
  • 更年期が近い

これらに当てはまる方は、ホルモンバランスが乱れやすい人と言えます。
女性は生理や妊娠、更年期などで、ホルモンバランスがその都度変化します。

ニキビが出来やすいタイミングがあるので、日々のスキンケアで予防を心がけましょう。

これって本当にニキビ?カビが原因の皮膚病

ニキビではないカビが原因の皮膚病

一般的なニキビは、「アクネ菌」が原因で発生するものです。
しかし、中には「マラセチア菌」というカビ(真菌)が原因でニキビが出来る事もあります。

マラセチア菌が原因のニキビは、「マラセチア毛包炎」と呼ばれています。
実は、肩や背中、肩甲骨に出来るニキビの大半は、マラセチア菌が原因の皮膚病なのです。

  • ニキビ薬を塗っても治らない
  • ブツブツが急に大量発生した
  • ニキビはあるが、痛みや痒みは無い

こんな症状がある場合は、マラセチア毛包炎を疑った方が良いでしょう。
残念な事に、マラセチア毛包炎は市販のニキビ薬では治りません。

真菌に効く市販薬を買うか、皮膚科で治療を行う必要があるのです。
この皮膚病はニキビとよく似た症状のため、気が付くのが遅くなり、シミとして残るケースがよくあります。

誤った判断をする前に、皮膚科を受診することをオススメします。

肩や背中のニキビの改善・予防方法は?

肩や背中のニキビの改善・予防方法

いくら顔のお肌がキレイでも、肩や背中にニキビがあると汚い印象を与えてしまいます。
既に肩や背中にニキビが出来ている時は、どうしたら良いのでしょうか。

また、今後ニキビが出来ない様に心がけるべき事が気になる方も多いと思います。
そこで、下記では肩や背中ニキビの改善・予防方法を解説していきます。

肩や背中ニキビをしっかりとケアして、キレイなお肌を手に入れましょう。

汗はこまめに拭きとる

「何回拭いてもすぐに汗を掻くし、そのうち乾くでしょう。」
このように、汗を掻きやすい夏場は、そのまま放置している方は意外と多いのではないでしょうか。

しかし、そのまま放置してしまっては、肩や背中のニキビは何度でも再発してしまいます。
キレイなデコルテや背中を維持するためにも、汗はこまめに拭きとりましょう。

汗を掻いた時はシャワーを浴びる事が出来れば良いのですが、外出中はそうもいきません。
これを解消するため、仕事や外出時には汗拭きシートを持って行きましょう。

ただし、強いメントールが配合された商品には注意が必要です。
スーッと感じる爽快感は良いのですが、ニキビには刺激が強すぎます。

出来れば低刺激のシートを選び、ニキビを刺激から守ってあげましょう。
その他、汗を掻いても蒸れにくい服を着る事も効果的です。

シーツや寝間着などの清潔を保つ

人間の身体は、睡眠中にコップ1~1.5杯分の汗を掻くと言われています。
その汗は、主にシーツや枕カバー、寝間着に吸収されています。

汗を吸い込んだ寝具や寝巻きは、雑菌やダニなどが沢山繁殖している状態です。
そのまま使い続けると、雑菌が皮膚に付着し、肩や背中ニキビの発生・悪化に繋がりかねません。

これでは、せっかくお風呂に入ってキレイな体で寝ても意味が無いのです。
これらを防ぐため、シーツや寝間着は定期的に洗い、清潔を保つ様に心がけましょう。

  • シーツ、枕カバーは週1回のペースで取り換える
  • 布団やマットレスは週1回のペースで干す
  • 寝巻きは毎日洗濯をする

仕事や家事、天候などの理由から、これらを続ける事は難しいものです。
このような方は、除菌スプレーなどを活用し、こまめにお手入れ行う様に心がけましょう。

紫外線対策を行う

顔や腕は紫外線対策を行っていても、肩や背中まで気を使う方は少ないものです。
背中は衣類で隠れているので良いのですが、意外と紫外線対策を忘れがちなのが肩。

衣類を着てからだと日焼け止めクリームが塗りにくいため、見える所だけ雑に塗る方は多いと思います。
しかし、鞄を肩に掛けるなどの行為が衣類をずらし、無防備なお肌が直射日光に照らされるなんて事もあるのです。

  • 服を着る前に日焼け止めクリームを塗る
  • 日傘や帽子をかぶる

上記を参考に、肩や背中にニキビが出来ない工夫を行いましょう。
また、入浴後は顔のスキンケアと一緒に、肩や背中もスキンケアを行って下さい。

「今日は日差しをよく浴びたな」と感じた時は、美白成分を配合した化粧品を使うと良いでしょう。
ニキビの悪化を防ぐ他、ニキビ跡として残りにくくしてくれます。

紫外線はお肌にダメージを与えるものなので、日頃からしっかりと対策を行いましょう。

体を温めて血行促進

肩や背中ニキビの原因でもお伝えした通り、肩こりはニキビの原因に繋がります。
そもそも、身体のコリやハリは、血行不良が原因で起こるもの。

逆に言えば、血行が良くなれば、コリやハリは解消されます。
このため、体を温める事が血行を良くし、肩や背中ニキビを改善・予防する方法と言えるのです。

  • ぬるま湯に20分程浸かる
  • ストレッチを行う
  • ホットドリンクを飲む

上記の項目を行って、定期的に体を温める様にしましょう。
この他にも、体を温める食品を食べるという方法もあります。

特に、暖色系の色をした食品は体を温めると言われているので、オススメです。
暖色系の色をした食物としては、ニンジンやカボチャ、ミカンなどが挙げられます。

ニキビの改善にも良い栄養素を含んでいるので、積極的に摂取してみましょう。
また、体を温める事は、ダイエットなど女性にとっては嬉しい美容にも繋がります。

下着やバッグなどの外部刺激に気を付ける

肩は、ブラジャーの肩紐、ショルダーバックのストラップなどによ外部刺激が多い部位です。
これらが刺激になってニキビが潰れたり、皮膚が擦れてニキビが出来やすくなる事があります。

  • 下着の肩紐をフィットさせる
  • カップ付きのタンクトップなどを着る
  • ショルダーバッグをハンドバッグなどに変える
  • 通気性・肌ざわりの良い衣類を着る

肩や背中ニキビの炎症が悪化すると、普段はなんとも無い刺激でさえ、痛みを感じる様になります。
痛みやニキビ跡になって後悔する前に、ニキビが出来た時は上記の項目を試してみましょう。

皮膚科でニキビを治療する

肩や背中ニキビに間違ったセルフケアを行うと、ニキビ跡として残る事があります。
また、体質によっては「ケロイド」というシコリとして残る事もあるのです。

肩や背中のニキビが重症化した時は、無理をせずに皮膚科を受診しましょう。
先述した様に、ニキビだと思ったら他の皮膚炎の可能性もあるのです。

皮膚科であれば、セルフケアを行うよりも短期間でニキビを治す事が出来ます。
一般的には、抗生物質やステロイドを配合した塗り薬を処方し、治療を行います。

しかし、アレルギー体質や妊娠中の方は、処方を出来ない薬もあります。
おくすり手帳を持参し、問診などで事前に申告をしましょう。

「セルフケアで治りが遅い」「痛みが激しくなった」と感じたら、早めに皮膚科を受診して下さい。

肩や背中に残ったニキビ跡の治し方は?

肩や背中に残ったニキビ跡の治し方

「ニキビの炎症は治ったけれど、ニキビ跡が残っていて汚い。」
肩や背中のニキビは、赤や茶色いシミのように残る事があります。

顔のニキビ跡よりも改善に時間が掛かるため、根気よくケアを続けていく事が重要です。
ここからは、肩や背中に残ったニキビ跡の治し方について解説をしていきます。

コツコツとお手入れを行って、キレイな肩や背中を見せられる様にしましょう。

赤みが残ったニキビ跡

赤みのあるニキビ跡に大切なのは、お肌の保湿をしっかりと行う事です。
「なにも塗らない」、「ボディクリームだけは塗ってる」と言う方は、化粧水とクリームをセットで塗ってみましょう。

肩や背中、特に肩甲骨は手が届きにくいので、化粧水はスプレーボトルに詰め替えて使う事をオススメします。
また、ボディクリームや乳液などは、100均や薬局に売っている専用アイテムを使ってみましょう。

赤みの残ったニキビ跡に潤いを与える事で、ターンオーバーの正常化を促します。
ターンオーバーと言えば、一般的に28日周期と言われるもの。

しかし、肩や背中はその2~3倍は日にちが掛かると言われています。
時間は掛かるものですが、しっかりと保湿を行って、お肌の生まれ変わりを待ちましょう。

色素沈着したニキビ跡

シミのように色素沈着したニキビ跡には、美白成分を配合した化粧品がオススメです。
メラニンの生成を抑制し、徐々にシミの様なニキビ跡を改善していきます。

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • イソフラボン
  • イチョウエキス

これらの成分には美白効果があるので、化粧品選びの参考にして下さい。
さらに効果を高めたい時は、定期的にピーリングや垢スリを行うと良いでしょう。

肩や背中、特に肩甲骨は、意外と垢が溜まっています。
月に1回程度、スパやセルフケアで、身体の垢を落としましょう。

古い角質を除去する事で美白成分が浸透しやすくなり、ニキビ跡を早く治せます。
これも赤みを持ったニキビ跡と同じく、改善するまでに日にちが掛かります。

即効性がある薬はないので、しっかりお肌をケアして、ターンオーバーが行われるのを待ちましょう。

クレーター状のニキビ跡

クレーター状のニキビ跡には、レチノール(ビタミンA)を配合した化粧品がオススメです。
ただし、クレーター状のニキビ跡は、他のニキビ跡の改善よりも時間が掛かります。

肩や背中はターンオーバーが遅いため、半年~年単位でのケアが必要になる事を覚えておきましょう。
「早く治したい!」と言う方は、皮膚科で治療を行う事をオススメします。

保険適用が出来ない事がほとんどなので、経済面や時間などを考慮して治療方法を選びましょう。

【皮膚科でのニキビ跡治療】

  • ステロイド注射(ケロイドの場合)
  • レーザー治療
  • フォトフェイシャル
  • ケミカルピーリング+イオン導入

ニキビ跡の改善は、一般的な皮膚科よりも美容皮膚科を受診する事をオススメします。
近年では、両方の皮膚科を合わせた病院も増えています。

気になる方は、お近くの皮膚科に問い合わせをしてみましょう。

肩や背中のニキビに効果的な薬の塗り方

肩や背中のニキビに効果的な薬の塗り方

市販の薬や皮膚科で治療薬を購入したら、効果的に塗って肩や背中ニキビを早く治しましょう。

【効果的な薬の塗り方】

1:薬を塗る部位を清潔にする

汗を掻いていなくとも、皮膚は皮脂やホコリなどで汚れています。
まずは、シャワーを浴びたり濡れタオルで優しく拭くなどで、お肌を清潔にしましょう。

薬を塗る手を清潔に洗う事も忘れないで下さい。

2:説明書をよく読み、適量のみを塗る

「肩や背中ニキビを早く治したい!」と焦るあまり、薬を塗り過ぎてはいけません。
どんな薬にも、最も効果的かつ、安全な量が決められています。

使用前に必ず説明書をよく読み、適量のみをニキビに塗りましょう。
ニキビ薬の場合、大抵は「患部のみに塗る」と書かれています。

ニキビが多いからと言って、お肌全体に塗り広げない様に気を付けて下さい。

その他、副作用が無いか、アレルギーに当てはまらないかなども事前に確認する事が重要です。

肩や背中に出来るニキビのまとめ

肩や背中に出来るニキビのまとめ

肩や背中に出来るニキビは、汗や衣類の擦れなどが原因です。
汗をこまめに拭き、肌ざわりや通気性の良い衣類の着用を心がけましょう。

また、シャンプー剤などのすすぎ残しが無い様に徹底し、お肌の保湿を行う事も大切です。
お肌の清潔が保てれば、肩や背中ニキビは早く治るでしょう。

しかし、治りが遅い、炎症が悪化したという場合は、無理せず皮膚科を受診して下さい。
もしかしたら、ニキビではなく、他の皮膚炎の可能性があるのです。

ニキビが重症化すると、体質によってはケロイドとなり、一生お肌に残ってしまう可能性もあります。
肩や背中ニキビのケア方法は、誰にでも出来る基本的な事ばかりです。

ですが、仕事や家事が忙しいと、つい基本的な事が疎かになってしまいます。
ファッションやイベント事を楽しむために、出来る事を今日からでも始めてみましょう。

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