自分の口臭チェック

口臭が出ていても、自分では気付かないケースが多いと言えます。
口と鼻は喉の奥で繋がっているのですが、実はこうした構造によって人は常に自分の口臭を嗅いでいる事になるのです。

しかしずっと臭いを嗅いでいる事でそれに慣れてしまい、結果的に自分の口臭に気付きにくくなってしまいます。
そこで今回は、自分の口臭をチェックする方法を9つご紹介します。

自宅で簡単に出来る方法ばかりなので、自分の口臭の度合いを知りたい人は試してみましょう。
口臭を予防する方法についても触れるので、ぜひ参考にしてください。

オーラルケアのランキング

口臭を自分でチェックする方法

人に息の臭いを嗅いでもらえばすぐ口臭の有無が分かるのですが、実際は親しい相手でもなかなか頼みづらいでしょう。
しかし、口臭は自分でもチェック出来るのです。

ここでは、自分1人で自分の口臭をチェックする方法を9つご紹介します。
どれも決して難しい方法ではないので、口臭の強さが気になった時にすぐトライ出来ます。

やりやすいものを選んで、自分の口臭のレベルをチェックしてみてください。
そして、もし口臭が出ている事が分かったら対策をしましょう。

舌の色を見る

舌の色を確かめるのが、1つの口臭チェック方法です。
道具を使わずに口臭の有無をチェック出来るので、すぐ実践する事が出来ます。

もし、「舌苔(ぜったい)」があるのなら、口臭が出ている可能性が高いでしょう。
舌は本来、薄いピンク色なのですが、口内の細菌が増殖すると舌苔が発生し舌が白く見えます。

舌苔は口臭の原因となるので、鏡で自分の舌を見て舌苔が白くなっていたら要注意です。
舌苔を取り除けば、口臭が抑えられる可能性があります。

口臭の原因となる舌苔は、歯ブラシやタオルで取り除く事が出来ます。

何かに向かって息を吹きかける

何かに息を吹きかけ、後でその部分の臭いを嗅ぐという方法で、自分の口臭のレベルが分かる可能性があります。
下記のような物に「ハァーッ」と息を吹きかけてみてください。

  • コップ
  • ビニール袋
  • 両手

コップを使う場合は、吐いた息を逃がさないよう手などでフタをしましょう。
息を吐いた後、一呼吸か二呼吸おいてその部分の臭いをチェックしてみてください。

その時感じた臭いが、人と話している時に相手がかいでいる臭いに近いものである可能性があります。

デンタルフロスでチェック

デンタルフロスで自分の口の臭いをチェックする方法もあります。
自宅にあるデンタルフロスで歯と歯の間の汚れを取り、その臭いをチェックしてみてください。

もしフロスから臭いを感じたのであれば、口臭が出ている可能性があります。
また、デンタルフロスは歯磨きと同じく、毎日使う事をオススメします。

歯と歯の間の汚れは、歯ブラシやマウスウォッシュだけでは落とし切るのが難しいためです。
デンタルフロスを使い続けていると、次第に口臭が抑えられていく可能性があります。

唾液の臭いや味をチェック

口臭が出ている時、自分の唾液の臭いに異変を感じる場合があります。
舌や歯茎の溝を指でなぞってみて、付いた唾液が臭っていたら口臭が出ている恐れがあるのです。

また、唾液の味を確かめるという口臭チェック方法もあります。
唾液には本来味はありませんが、食べ物や飲み物が口に入っていない時に何らかの味を感じたら、口臭が発生している可能性があるのです。

特に、食後はこうした唾液の異変に注意を向けてください。
人と会う前に唾液に臭いや味を感じたら、すぐに対策しましょう。

口臭チェッカーを使う

歯医者さんなどの医療機関では、口臭チェッカーという機械が使われている場合があります。
しかし、そうした医療用の口臭チェッカーは非常に高価で購入が難しいので、市販されている家庭用の口臭チェッカーを探してみましょう。

医療機関の本格的な口臭チェッカーに比べると精度は劣りますが、口臭の強さを数値で把握する事が出来ます。
自分の口臭を客観的にチェック出来る方法なので、もし興味があれば市販の口臭チェッカーを探してみてください。

何かを舌にこすりつけてチェック

ティッシュやスプーン、自分の手首など、何かに舌をこすりつけて口臭をチェックする方法があります。
舌を4~5回こすりつけた後、数十秒~1分ほどおいて唾液が渇く頃にその部分の臭いを嗅いでみてください。

歯磨きをしたり、マウスウォッシュを使ったりした直後でない限り、何らかの臭いを感じるはずです。
その臭いが、人と接している時に相手が感じている臭いである可能性が高いと言えます。

もし臭いが強ければ、口臭も強く出ている恐れがあるので対策をしましょう。

口内がベタベタする

自分の口の中の感触を確かめるのも、口臭チェック方法の1つです。
喉が渇いた時に口の中がベタベタしていると、口臭が発生している可能性があります。

空腹時や喉が渇いている時は口内の細菌が活発になりやすいタイミングなのですが、口の中がベタベタしているのは唾液が減少し細菌が増殖している恐れがあるのです。
唾液には、口内の細菌を減らす役割があります。

そのため、口内が乾燥していると、口臭の原因となる細菌が増えてしまうのです。
口内のベタつきは唾液が少なくなっている証拠なので、ガムや飴などを食べて唾液の分泌を促しましょう。

歯茎をチェックする

口臭は、歯周病が原因で発生する事もあります。
歯周病菌はメチルメルカプタンという臭いのあるガスを放出する事があるので、歯周病を発症していると口臭も出やすくなるのです。

時々、自分の歯茎の状態をチェックしてください。
出血が見られる場合は、歯周病およびそれに伴う口臭が発生している可能性が高いのです。

この場合、歯周病を改善させる以外に口臭を根本的に消す方法はありません。
歯磨きのやり方を見直し、歯医者さんでのケアも受けましょう。

オキシドールでチェック

傷口の消毒に用いるオキシドールで、自分の口臭をチェックする方法があります。
まずは、オキシドールを水で2~10倍に薄めましょう。

その水で軽く口をすすぎ、コップの中に水を吐き出します。
吐き出した水に泡が多く発生していたら、口臭が出ている可能性が高いのです。

オキシドールを口に入れる事に抵抗がある人も多いですが、水で2倍以上に薄めれば問題ありません。
ラベルをよく見ると、口内の洗浄に用いる方法について記載されている事が多いものです。

安全性のために、こうした口内洗浄に関する記載があるオキシドールを購入しましょう。

気になる口臭が出る原因

気になる口臭が出る原因

自分であらゆる方法で口臭をチェックするのも大切ですが、何が原因で口臭が発生しているのかという点に注意を向けないと、根本的な口臭対策をするのは難しいのです。
口臭はこれらのような事が原因で発生する事が多いと言えます。

  • 虫歯がある
  • 歯周病にかかっている
  • ドライマウスの傾向がある
  • 食べ物による口臭
  • 口内に汚れがある
  • 身体の不調

口臭が気になる事が多い人は、これらのいずれかに当てはまらないか考えてみましょう。
自分でケアするのが難しい問題もあるので、歯医者さんで治療やオーラルケアのアドバイスを受ける事も検討してみてください。

また、まれに内臓の病気が原因で口臭が発生する事もあります。
自分で口臭チェックした際、独特な臭いを感じたら内臓疾患のサインである恐れがあるのです。

口臭を防ぐためのセルフケア対策

口臭を防ぐためのセルフケア対策

口臭の多くは、口内の細菌が増殖している事が原因で発生するものです。
そのため、口臭を防ぐ方法としては、セルフケアで口の中を清潔に保つ事をオススメします。

ここでは、口臭を防ぐために出来る対策をいくつかご紹介します。
歯磨きを徹底したりマウスウォッシュを使ったりして、口内の細菌の増殖を食い止めましょう。

自分でチェックをしてみて口臭がある事が分かった人は、特にこちらでご紹介する対策法を試してみてください。
対策を続けていれば、後日またチェックした時に、変化を感じる可能性があるでしょう。

歯磨きで汚れを落とす

口内を清潔にする代表的な方法は、歯磨きです。
歯磨きをマメにしないと、虫歯菌や歯周病菌のかたまり「バイオフィルム」ができ、それらが口臭を招く恐れがあります。

歯と歯の間、歯茎と歯の境目、そして奥歯は、自分でしっかり磨いたつもりでも磨き残しをしやすいので、しっかりと歯ブラシを当ててください。
また、歯磨きの後はデンタルフロスで残った汚れを取りましょう。

口を閉じて過ごしたり禁煙をするのも、バイオフィルムを予防する効果が期待できます。
また、出来れば時々歯や歯茎の状態をチェックしましょう。

マウスウォッシュで口臭の原因に対処する

口臭への手早い対処方法となるマウスウォッシュには、口内の洗浄、殺菌作用が期待できます。
口内の細菌が一番多いのは朝起きた時です。

そのため、就寝前にマウスウォッシュを使うと、朝自分の口臭が気にならなくなる可能性があります。
歯磨きの代わりにマウスウォッシュを使う人がいますが、歯垢を落とす効果は期待できないので、歯磨きをした上でマウスウォッシュを使う事をオススメします。

マウスウォッシュを購入する際は、殺菌剤が入っているかどうかをチェックしましょう。

舌苔を取り除く

歯磨きを一生懸命やっていても、舌苔がべったりと付いていると口臭が改善されにくいのです。
自分の舌をチェックした時、舌苔が付いていたならば歯ブラシで取り除きましょう。

歯ブラシを横向きに当て、口の奥から手前にかけて優しくこすってください。
このような方法で舌をケアしていけば、口臭は改善される可能性があるのです。

しかし、舌苔を取り過ぎると、かえって細菌を繁殖させてしまう恐れがあります。
うっすら舌苔が残る程度にとどめておきましょう。

唾液を増やす

唾液が少なくなると細菌が増えてしまい、口臭が出やすくなります。
そのため、口臭を防ぐには唾液を増やす事が大切です。

唾液を増やすには、ガムを噛む方法や梅干し、レモンなど強い酸味を持つ食べ物を口にする方法があります。
自分で口臭をチェックした際に口内の乾燥、ベタつきが確認できた場合は、こうした方法で唾液を増やしましょう。

また、寝起きやストレスによる緊張状態は、特に唾液の減少を招きやすいものです。
口臭が気になる方は、口内が潤っている状態を保ちましょう。

医療機関で相談する

自分でオーラルケアをしてもなお、口臭が改善したと感じない場合は、歯医者さんや口臭外来で相談する事をオススメします。
専門家に相談する事で、口臭を根本的に改善できる可能性があるためです。

また、実際には口臭が出ていないにも関わらず、口臭があるように感じる「自臭症」という神経症に悩まされる人もいます。
医療機関であれば、本格的な口臭チェッカーで口臭の強さをチェックしてもらえるので、実際に口臭が出ているかどうかを確かめてみましょう。

自分で口臭をチェックする方法のまとめ

自分で口臭をチェックする方法のまとめ

口臭は、時にまわりの人を不快にさせてしまう恐れがある一方で、自分では気付きにくいものです。
しかし、自分の口臭をチェックする方法は沢山あるので、やりやすい方法を試してみましょう。

もし口臭が出ている事が分かっても、自分でオーラルケアをすれば口臭を改善、予防できる可能性があります。
しかし、口内や身体の異常が原因で口臭が発生している場合は、それらの治療を優先してください。

万が一、口臭対策に励んでも結果に満足できない場合は、歯医者さんや口臭外来で相談する事も検討してみましょう。

オーラルケアのランキング